まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

野田首相とサンドランド

2012-05-27 16:53:53 | 東日本大震災

野田首相とサンドランド 5/27

 今日読んだ本に興味深い記述があったので記しておきたい。

以下は2000年11月に刊行されたジャンプ・コミックス「サンドランド」16ページよりの抜粋です。

 

 説明しよう

 

50年ほど昔 人間どものおろかな行動と

天変地異とが重なり

地上はこのたいして広くもない砂漠が

世界のすべてになってしまった・・・

 

それなのに残った わずかな人間は

こりもせずバカな争いを続けたのだ・・・

 

その後 やっとおちついたとおもったのも束の間・・・

なんとこんどは この砂漠の命ともいえる

たった一本の川の流れが入り

ペットボトル 1000円を なんと900円で 

提供しましょう!」

 

すべての水は たったひとつの水源を持つ

うさんくさい国王がコントロールし

私腹をこやしていた・・のだ・・

 

 これを現代の日本語に翻訳してみよう

 

2011年3月 東日本大震災による津波で

原子力発電所が制御不能の事態に陥った

ところが菅総理大臣と枝野大臣たちの

おろかな行動によって原子力発電所は爆発

福島は死の町となってしまった・・・

 

それなのに残った 政治家や官僚たちは

こりもせずバカな争いを続けたのだ・・・

 

その後一年たっても 政治家や官僚たちの

バカな争いが止まらないなか・・・

なんとこんどは この大都市の命ともいえる

貴重な電気の流れが止まってしまったのだ・・

 

そしてテレビにニュースがながれている

 

「あいかわらず 発電量は期待できません

さらに不足電力がふえるものとおもわれます

・・・では総理大臣の会見です・・・」

 

「国民のみなさん 昨今の 特にきびしい

電力不足には さぞ お困りのことでしょう

そこで・・・・」

「とてもやさしい わたしは 期間限定で 電気料金を

値上げすることにしましたぞ 従来の電気料金と比較して

なんと二割り増しで 提供しましょう!」

 

すべての電力は たったひとつの東京電力に独占させ

うさんくさい総理大臣がコントロールし

私腹をこやしていた・・のだ・・

 

「サンドランド」は鳥山明の作品ですがサンドランド国王の

写真を見て驚きました。

野田首相にどじょうひげを付ければ

まさにサンドランド国王そのものです。

 

 

東電利益 家庭から9割 電気料金審査委販 売量は4割弱

東京新聞 2012年5月23日 夕刊

  東京電力が申請した家庭向け電気料金の値上げの妥当性を検証する経済産業省の審議会「電気料金審査専門委員会」(委員長・安念(あんねん)潤司中央大法科大学院教授)は二十三日、東京電力などの全国の十電力会社の収益構造を明らかにした。東電の販売電力量の六割は企業など大口利用者向けだが、利益の九割は家庭向けで上げていた。

  全国平均でも傾向は同じで、家庭向け料金が企業向けより、大幅に割高になっている実態が初めて明らかになった。

  経産省が全国の電力会社の二〇〇六~一〇年度の販売電力量や電気事業利益などの比率をまとめた。東電管内では年度平均で、企業向けの販売電力量が千八百一億キロワット時で全体の62%を占め、残り38%の千九十五億キロワット時が家庭向けだった。一方で、利益は家庭向けが千三百九十四億円と全体の91%も占め、企業向けは百四十三億円とわずか9%だった。

  この日の審議会で、東電の高津浩明常務は企業向けの利益が少ない理由について、「新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原発の全号機停止や燃料価格の歴史的な高騰で、燃料費の比率が相対的に高い(企業向けの)自由化部門の収支が悪化したため」と釈明した。

  全国でも、企業向けの販売電力量が全体の62%を占め、家庭向けが38%だったの対し、利益は家庭向けが69%を占め、企業向けは31%にとどまった。

  企業向けの電気料金は自由化されており、電力会社は自由に価格を設定できる。小売りの新規参入者の特定規模電気事業者(PPS=新電力)などとの競争で、販売価格を下げたため、利益幅も少なくなっている。

  一方、家庭向けは電力会社が各営業区域で販売を独占している。電気料金も発電にかかる費用に利益を上乗せできる「総括原価方式」に守られ、経費削減で身を削らなくても安定的な利益が得られる構造になっている。企業向けの競争が、家庭にしわ寄せされている形だ。

 



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