まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

児童に食事さえも与えられ無き日本国政府

2011-06-07 22:39:30 | 東日本大震災

児童に食事さえも与えられ無き日本国政府 6/07

 

何と言う事でしょう。震災から三ヶ月経過しても、日本国政府は児童に食事さえも与えられ無いとは。

 

東松島市の給食予算は小学校が1食258円、中学校が317円だそうです。

120円の、六枚食パンの二枚のエネルギー量は330キロカロリー、価格は40円。

また1000ミリリッターの牛乳の価格は200円、200ミリリッターでは価格は40円です。また200ミリリッターの牛乳のエネルギー量は130キロカロリーですので、パンと牛乳だけでエネルギー量は460キロカロリーとなります。

 

私が疑問とする事は、何故これにお菓子を添付したりするのでしょうか。

どうして、ゆで卵一個と一本のバナナを児童に与えないのだろうか。

 

パンと牛乳だけでのエネルギー量、460キロカロリーに、ゆで卵と一本のバナナを児童に与えれば、給食は栄養的には完結します。

またこの価格は、パンと牛乳が80円、ゆで卵一個と一本のバナナが60円、合計僅か140円で給食は栄養的には完結できる訳です。

 

どうして児童に食事さえも与えずに、栄養不良のまま放置していられるのか。

公平であれば児童に食事さえも与えずに、栄養不良のまま放置していても許されるのでしょうか。

先生方と自治体の神経を疑います。

 

 

牛乳とコッペパン1個、体重5キロ減 「被災地驚きの学校給食メニュー」

週刊朝日 531()179分配信

 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110531-00000301-sasahi-soci

 

「みんなおなかを減らしています。生徒の中には一時期、体重が5キロ減った子がいました。私自身も6キロ減りました。何とかしようと、生徒を連れて近くの山でバーベキューをしたり、家庭科室でカレーを作ったりと、いろいろと工夫をしているところですが……」

 

 岩手、宮城両県では、4月20日から21日にかけて多くの公立学校が再開し、それに合わせて学校給食も始まった。だが、各地の給食センターが東日本大震災で被害を受け、完全給食を提供できない自治体もある。5月現在、宮城県石巻市、東松島市、女川町、南三陸町、利府町、登米市、岩手県陸前高田市、釜石市の8市町約3万2千人の子どもたちの多くは、昼時、パンと牛乳しか出されていない。

 

石巻市内にある中学校の5月第2週の献立表を見て驚いた。

 

「9日(月)牛乳とココアパン、10日(火)牛乳とチーズパン、11日(水)牛乳と金時豆パン、12日(木)牛乳とココアパン、13日(金)牛乳とバターコッペパン」

 

 18日からジャムや冷凍果物などが付くようになったが、育ち盛りの子どもたちに、具なしパン1個と牛乳200ミリリットルでは、腹をすかせるな、というほうが無理な話だ。

 

 文部科学省が定めた学校給食摂取基準によると、小学校中学年の基準エネルギー量は660キロカロリー。パン1個と牛乳の「簡易給食」では、7割前後しか満たせない。鉄分は基準の2~3割、ビタミンCに至っては1割以下しかとれない。

 

石巻市教育委員会学校管理課に尋ねると、こんな答えが返ってきた。

 

「学校から給食が足りていないとの電話はよくもらいます。ですが、給食が出ているのだから、教育委員会としては児童生徒のお弁当の持ち込みは認めていませんし、ましてや特例を出す考えもありません。第一それをしたら、お弁当を持ってこられる子、こられない子が出てきて、公平性が損なわれます」

 

追記

ゆで卵一個と一本のバナナのエネルギー量は約160キロカロリーですので、

食パン二枚と牛乳だけでのエネルギー量460キロカロリーに、ゆで卵一個と一本のバナナのエネルギー量160キロカロリーを加えれば、620キロカロリーとなり、少々不足気味かも知れません。

 

よって、小学校中学年以降には、チーズ一枚を追加しましょう。

また中学生にはチーズ一枚、プラス食パン一枚を追加しましょう。

この場合のエネルギー量は820キロカロリーとなり、充分なカロリー量です。

 

 



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