まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

真実の自殺者数

2010-06-09 17:13:41 | 経済


真実の自殺者数 2009/11/23

自殺死亡率と完全失業率
まずはグラフを御覧頂きたい。
このグラフは死亡自殺率と完全失業率の関連を示しています。
御覧頂きたい。この二つのグラフ、恐ろしい程の類似性を顕しています。
自殺死亡率の1990年の指数は17、1998年以降の指数は26、程度です。
何と、1990年から、1998年までの僅か8年間で、53パーセントも自殺死亡率が増加している訳です。
また完全失業率は1990年には、2.2パーセントであったものが、
1998年以降は4.5パーセントと、こちらは何と二倍に増えています。

また2007年には4%を切っていた完全失業率は、2009年8月には男性は5.8%と過去最高の完全失業率を記録しました。
ここで一つの重大なる疑惑が生じてきます。

1998年以降、横ばいとされている死亡自殺率、死亡者数は本当に年間3万人程度の横ばいなのでしょうか。二年間で3.8%から5.8%へと完全失業率が二ポイントも上昇しているのに本当に死亡者数は大幅な増加傾向を示していないのでしょうか。

成長無き過労死の理不尽
平成21年5月発表の、警察庁統計資料に拠れば、年間自殺者数は、平成9年には、24,391人であったが、平成10年には、32,863人と急増し、それ以降年間自殺者数は、年間三万人を下回っていない。
私たちの耳には、年間自殺者数は、年間三万人程度の横ばい程度で推移しているとしか伝えられていません。

ところが、民主党の山田正彦議員の話に拠れば、我が国の年間での変死者数は、平成9年に9万人、平成15年に15万人であったが、警察庁統計資料はおろか、如何なる資料にさえ公表されていないそうなのです。

WHO基準では変死者数の半分を自殺としているので、我が国の年間自殺者数は平成15年でさえ、10万人を超える事となります。
我が国の年間自殺者数は、失業者数と自殺者数の推移を鑑みれば平成15年に比較して、遥かに増加しているものと考えられるので、現在の日本国の自殺者数は、年間12万人を超えているとも、想像出来ます。

さて、働きすぎの日本人は、このまま過労死として、茹でカエルとして、何一つ社会貢献をなさ無きまま、悪代官としての国家に“スーパーネズミ”として葬られても良いものでしょうか。
日本の国家経済が全く成長発展していないのに、日本国の国民のみが過労死として、働きすぎとの自覚が無きままに死に至る。
全世界の人たちの暮らしぶりをご覧頂きたい。どの国の人達も過労死などしていません。
「働いて報われない国。」
日本国の国政としての失敗に他なりません。


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