日本国債の格付け低下 1/27
スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)は27日、日本の外貨建て・自国通貨建ての長期ソブリン格付けをAAからAA─に引き下げた。
失礼な話である。
ところが日銀関係者が過去に於いて日本国債の格付け低下に対して異議をとなえていたが、彼は何を言いたかったのだろうか。
国債の格付けとは、あくまで金融債権としての利回りとして、国債を一つの金融債権として評価したに過ぎません
日本国債の格付けが低下したとしても、それは日本国への信用が低下した事には繋がりません。
格付けが低下した理由とは只一つ、日本国債の金融債権としての利回りが低下した事、菅直人政権に拠って日本国の成長が阻害された事が明白となった事でしょう。
利回りの低い債権はクズ債権
わが国の預金金利はゼロ、即ち諸外国の誰かが日本国へ預金したとしても預金金利はゼロ、元金は保証されたとしても金利はゼロ。
ところが、インドに預金すれば10年たてば預金金額が丁度二倍となる。
100万円を日本に預金すれば10年たっても100万円のまま。
インドに預金すれば10年たてば預金金額が丁度二倍の200万円となる。
日本国の国債が低評価であるのは自明の理です。
これはゼロ金利を日本国民へと押し付ける日銀と財政官僚に全責任があり、
このクズ債権を日本国民へと押し付けながら、のほほんとしている、
日銀と財政官僚、菅直人政権に対して無念の情を禁じ得なきものです。
[東京 27日 ロイター] スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)は27日、日本の外貨建て・自国通貨建ての長期ソブリン格付けをAAからAA─に引き下げた。アウトルックは安定的。外貨建て・自国通貨建て短期ソブリン格付けはA─1+に据え置いた。
S&Pによると、格下げは、日本の政府債務比率がさらに悪化するとの見方を反映している。S&Pでは日本の財政赤字が今後数年にわたって高止まりし、それに伴い財政の柔軟性がさらに低下すると予想している。
S&Pによる日本国債格下げに関する識者の見方は以下の通り。
●為替は円売りで反応、円キャリーが拡大すれば一段の円安も
<クレディ・スイス証券 外国為替調査部長 深谷 幸司氏>
以前から日本国債(JGB)がいつ格下げになってもおかしくないとの見方があったので、格下げ自体に驚きはない。ただ、為替市場は欧州のソブリン問題で敏感になっていることもあり、JGBの格下げについては、円売りで反応している。
構造的には、外国人投資家のJGB保有比率が低いため、格下げをきっかけに、外国人がJGBを売却したとしても、相場に直接的なインパクトをもたらすかは疑問だ。
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