デフレ、円安を望む人々 7/29
日本丸の座礁
掲載日:2007年11月1日
きざし
今から20年位前の事でしょうか。長者番付にサラ金長者が名を連ね話題になった事がありました。サラ金の怖さは良くご存知の事と思います。あなたが50万円借金して10年間返却しなかったら元利共でいくらになると思われますか。5千498万円ですよ。
わが国では江戸時代より高利の金融はごく一部を除いたら禁止されていましたし、諸外国でも銀行の金利と比較して20倍もの金利を取ったら即刑務所行きです。しかしわが国の政治家達はこの犯罪者達を刑務所どころか、財界の成功者として迎え入れました。政治家達は自分の利権欲しさに国民を路頭に迷わせたのです。
心に慈悲のかけらも有りません。
この時から私は、わが国の政治家達のことばを信じなくなりました。
そして浅瀬へ
長期信用銀行の例えを持ち出すまでも無く、バブルの崩壊によりわが国の財政に多大の債務がのしかかりました。この時わが国の政治家官僚達は、国家財政の痛みの増大と国民の痛みの増大、この二者択一を迫られ、ある決断を下しました。
国家を一隻の船に例える時、インフレとは暴風雨、台風であり
デフレとは浅瀬です。
政治家官僚達からみれば自分たちにとって波風の少ない道を選択したのは当然であった事でしょう。
そして日本丸は決して進んではならない、デフレという浅瀬へと進路を取ったわけです。
デフレ、円安を望む人々
掲載日:2010年01月17日
日本国経済が磐石であると信じた、政治家官僚、財界、マスコミの人々は20年前までの手法、米国経済に追従し輸出産業を経済の柱として、大企業優先、労働者の切捨て、政治家官僚達の利権擁護、円安とするための米国債の際限なき買い上げを継続しました。
その結果、我が国に齎されたものは、世界一の経済国家から、三等国への転落、国民の預けた年金保険料の役人による使い込み等による、社会不安の台頭など、一般大衆の貧困への恐怖の始まりでした。
この経済状況は異常であり、政治家官僚、財界、役人による使い込みに自公政権が蝕まれていると感じた日本国民は、正常な国家経営を熱望し、政権交代を実現しました。
ところが気に食わないのは、利権にどっぷりと浸かっていた、政治家官僚、財界、マスコミの人々でした。
当然でしょう。我が国の一年間の総収入、500兆円のうち彼らが特別会計として、濡れ手に粟として使いたい放題に使っていた金額、日本国にとって全く使う必要の無い金額は、何と年間100兆円以上にのぼっていたのですから。
現在の「小沢一郎、対、検察」の構図をマスコミが仰々しく演じて見せているのは、大企業からの献金が入らなくなる事を恐れる、マスコミの三文芝居に過ぎません。
実際には、良い国を目指したい民主党と国民、に最期まで抵抗して年間100兆円以上の利権を我が物としたい、政治家官僚、財界、マスコミの最期の悪あがきなのです。
二重投稿となってしまったが、何度でも言いたい。
お許し願いたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます