千葉法相にみる狂気 7/28
千葉法相、2人の死刑を執行
法務省は28日、2人の死刑を執行したと発表した。民主党政権下の千葉景子法相による執行命令は初めて。千葉法相は超党派でつくる「死刑廃止を推進する議員連盟」のメンバーだったが、法相就任後は「政府の一員となり距離を置く」としてメンバーから外れていた。刑事訴訟法は「死刑の執行は法相の命令による」と定めており、信念よりも法相の職務を優先させたとみられる。
死刑執行の本質
千葉法相が2人の死刑を執行した理由としては、以下の二例としか以外考えられません。
第一の理由
参議院選挙で大敗した菅直人内閣は、即刻退陣すべきでした。
ところが、あろうことか、菅直人は参議院選挙の責任を取らないことを、選挙前より宣言しました。菅直人にとっては、日本国民の幸せより総理の座を守ることのほうが大切であったわけです。
当然の事ながら菅直人内閣は大敗、責任を取らざるを得なき立場となりました。
ところが権力の座にすがり付きたい菅直人内閣は、ほうかむり内閣を決め込み、千葉法相が落選し国民の信を失ったにもかかわらず、菅直人内閣の延命のため千葉法相の、法相としての在任を要請しました。
その挙句の、無様なる菅直人内閣の延命策が、千葉法相の大衆迎合としての死刑執行だったのでしょう。
菅直人内閣は、恥という言葉をご存知無いのでしょうね。
第二の理由
千葉法相は超党派でつくる「死刑廃止を推進する議員連盟」のメンバーであり、筋金入りの死刑廃止論者として、これまで法相として只の一度も死刑執行をした事など有りませんでした。
ところが千葉法相は置き土産として、ある決断を為した訳です。
現在100人以上いる死刑囚のうち、僅か二人をスケープゴートとして処刑した訳です。
千葉法相の任期は最大でも二ヶ月しか有りません。
筋金入りの死刑廃止論者としては、断じて死刑を廃止したい。
そのため死刑の理不尽を国民に訴える為に、ある決断を為した訳です。
マスコミを通じて死刑の理不尽さを国民に知らしめよう。
目の前で一人の生命が奪われる姿を見せつければ誰も死刑執行に反対するに違いない。
その結果として二人の犠牲者が選出され、大衆に見せつけられた訳です。
これでは日本国は何処かの「いしつぶて」に拠る処刑国や、北朝鮮と同一ですね。
死刑廃止論者としての千葉法相は、死刑廃止のために二人の犠牲者を処刑したことに良心の呵責を感じ無いのでしょうか。
死刑を廃止したいが為に見せつけとして二人の犠牲者を処刑した。
まさしく似権主義者の愚行ですね。
千葉法相にみる狂気
どちらにしても、千葉法相が法相であったことが間違いであったのでしょう。
千葉法相と菅直人の目、あなたはどちらに狂気を感じますでしょうか。
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