マレーシア電源事情

日曜日の13:30に成田を発ってマレーシアのクアラルンプール国際空港に到着したのは現地時間の20時を少し回った頃でした。タクシーでホテルに到着してまず確認したいのは電源コンセントです。ノートPC、DVカメラ、携帯電話がこれから十分に使えるかどうかはコンセントによります。
昔のように変圧器を持っていく必要はありませんが、プラグが合わないと話になりません。今回の出張の準備ではここが甘かったようで、デスクのコンセントは今まで私が見たことのないタイプでした。マレーシアは旧宗主国のイギリスの伝統を受け継いでいるようです。車も右ハンドルなのでまったく違和感がありません。しかし電源が確保できないと色々行動が制限されるので必死に他のコンセントを探しました。するとバスルームのドライヤーの下は115Vと230Vの口が見えました。

ここにヨーロッパで重宝した変換プラグが差し込めそうです。試してみると上手く差し込めたのですが、電気が来ません。仕方がないので電池でメールやブログのチェックを行いました。翌朝には電池が切れかかっています。それで朝食後、フロントに窮状を訴えるとやはり持っていました。借りた変換プラグを差し込んでめでたくノートPCを思う存分使える状態になりました。

ところがもうひとつ困った問題が起きました。DVカメラで撮影した２GBのSDメモリカードが持参した古いカードリーダでは読めないのです。私の泊まっているホテルの裏は当地最大のショッピングモールになっているのでタワーレコードと電気屋を探すことにしました。タワーレコード探索には失敗しましたが運よくカードリーダを買うことが出来ました。58RMですから2千円弱です。USBのハブも兼用した製品でモバイルには便利です。私のX31にはUSBの口が二つしかありません。このカードリーダが上手く動いて画像を取り出すことに成功しました。海外に出かけるときは事前の調査をしっかりする、これが教訓です。

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