昨年からお世話になっている沼田の果実庭さんから「ブラムリーを収穫します。」というメールがあったのが先週のこと。ブラムリーがリンゴの品種だとは分かりましたが、この品種を知りませんでした。リンゴの品種は青森の「青い森の片隅から」という優れたサイトで勉強していましたが、名称別品種一覧には未掲載でした。検索すると小布施で栽培されていること、日本にもファンクラブが存在することが分かりました。酸っぱくてジャムには向きそうです。
週末を待って、関越道沼田ICを降りてリンゴ園に向いました。売店から少し離れた畑でブラムリーと対面、第一印象は「無骨なグラニースミス」です。
隣にグラニースミスの木がありました。早生のブラムリーと違って、グラニースミスの収穫期はずっと後になります。
ブラムリーは大きく、ちょっと凸凹した形状なのにグラニースミスは整ったリンゴらしい形状をしています。ともかく両品種が実っている畑を見ることが出来て嬉しかったです。頂いたリンゴは3個、重さはそれぞれ420g、360g、210gでした。一番大きいのは芯を抜いて8等分するアップルカッターが使えません。
一番小さいリンゴをピーラーで剥いて、8等分するとグリーンのまだらが入った果肉が見えます。一切れを切り分けて家族で味見です。期待した通りの酸っぱさ。さらに刻んでステンレスのボールに集めると、3個で670gでした。200gのグラニュー糖を振りかけて暫く置いてから煮始めます。紅玉のように果肉が透き通らず、ミゾレの様に煮崩れます。グラニースミスとそっくりです。
果汁が少なく粘度が高いのもグラニースミスと同じ、150mlの瓶に充填するのに苦労しました。どうしても気泡が残ってしまいます。酸っぱいリンゴを低糖度で仕上げたために、きっちりと酸っぱいジャムが出来上がりました。一般向けではないでしょうが、リンゴ好きには受ける味、家族には好評でした。
この林檎はBramley appleと呼ばれていますが、正式な名称はBramley's Seedlingです。Seedlingとは実生という意味です。英国のBramley Applesというサイトには多くのレシピが掲載され、このクッキングアップルの人気の高さが伺えます。そしてBramley Apples Historyというページにこの品種の来歴が記されています。
改めてグラニースミスを調べると、この品種の花粉親がブラムリーらしい。ブラムリーをジャムではなく、パイで食べてみたいものです。しかし群馬県にたった1本の林檎の木ですから贅沢の極みですね。
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ブラムリーは大きく、ちょっと凸凹した形状なのにグラニースミスは整ったリンゴらしい形状をしています。ともかく両品種が実っている畑を見ることが出来て嬉しかったです。頂いたリンゴは3個、重さはそれぞれ420g、360g、210gでした。一番大きいのは芯を抜いて8等分するアップルカッターが使えません。
一番小さいリンゴをピーラーで剥いて、8等分するとグリーンのまだらが入った果肉が見えます。一切れを切り分けて家族で味見です。期待した通りの酸っぱさ。さらに刻んでステンレスのボールに集めると、3個で670gでした。200gのグラニュー糖を振りかけて暫く置いてから煮始めます。紅玉のように果肉が透き通らず、ミゾレの様に煮崩れます。グラニースミスとそっくりです。
果汁が少なく粘度が高いのもグラニースミスと同じ、150mlの瓶に充填するのに苦労しました。どうしても気泡が残ってしまいます。酸っぱいリンゴを低糖度で仕上げたために、きっちりと酸っぱいジャムが出来上がりました。一般向けではないでしょうが、リンゴ好きには受ける味、家族には好評でした。
この林檎はBramley appleと呼ばれていますが、正式な名称はBramley's Seedlingです。Seedlingとは実生という意味です。英国のBramley Applesというサイトには多くのレシピが掲載され、このクッキングアップルの人気の高さが伺えます。そしてBramley Apples Historyというページにこの品種の来歴が記されています。
改めてグラニースミスを調べると、この品種の花粉親がブラムリーらしい。ブラムリーをジャムではなく、パイで食べてみたいものです。しかし群馬県にたった1本の林檎の木ですから贅沢の極みですね。
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イギリス在住時にはこれのアップルパイなどをよく食べました。
グラニースミスはギリシャでも一般的な青りんごですが、ブラムリーは見たことがないです。
グラニースミスは生食にも向くのに対し、グラニースミスは純粋にクッキングアップルという感じだったと記憶していますが(最後に食べたのが昔すぎて忘れてますけど…)いかがでしょう?
ブラムリーが日本のスーパーの店頭に並ぶことは無いでしょうね。あの酸っぱさと形の悪さでは。
ジャムにした感触でははっきりした酸味と味の濃さは素晴らしいと思っています。加熱することでこのリンゴの良さが引き出されるのでしょう。
下仁田ネギも生では辛いだけですが、加熱すると甘味が際立ちます。ブラムリーはリンゴ界の下仁田ネギです!
岡山では 一昔前まで リンゴは寒い地方のもので こちらでは育たないと思っていました。
最近は リンゴ園ができて リンゴ狩りができるところがあると聞きますが それでもあちこちにあるわけではありません。
ですから りんごがいっぱい実っている木をみたことも あまりないのです。
うらやましい限りです。
今日の地域ニュースで群馬県北部沼田地区でリンゴ園が合同開園式を行ったことが報じられました。いよいよリンゴのシーズンの始まりです。私も明日か明後日に行って見たいと思いました。品種は早生の「さんさ」です。ジャムには向かないと聞きましたが、生で食べたいです。
紅玉もグラニースミスもお取り寄せ可能ですから一度お試しを。