あの地震以来、あまり出かけないようにして暮らしていましたが、3月の最後の日曜日(3/27)は高崎から新幹線で東京に向いました。目的は「危険学プロジェクト2010年度末報告会」出席です。会場はいつものように六本木ヒルズ森タワー49階です。
当日配布された資料も2月末には出来上がっていたらしいのですが、震災の影響で報告会の内容も大幅に変更されました。郷原信郎さんも検察の問題点ではなくて、島根原子力発電所の点検漏れの話です。現場を無視した出来ない点検計画を作成し、行われなかった点検を誤魔化したらしい。
さて畑村さんの講演。著書『だから失敗は起こる』でも少し紹介された三陸の津波です。石碑だけでなく、田老町の防波堤を見学したお話を当時の写真・図版も交えて聞きました。防波堤の管理は地元の消防団に任されていて「せっかく来たのだから、水門を動かしてみませんか」と誘われました。とてもメンテナンスが良くて、手動で簡単に動かせたそうです。消防団に「どうして電動にしないのですか?」と聞くと「地震の時には電気は来ない」と一蹴されたそうです。
この例から分かるように三陸地方の防災意識は極めて高く、今回の津波の被害は最小限に抑えられたのです。
帰宅して以下の動画を発見しました。
昨年の6月に放映された番組ですが、東北大学のシミュレーションは今回の津波の威力を言い当てているようです。
「津波の語り部」の田畑ヨシさんは私の母と同い年であることに気がつきました。そして見つけたのが初音ミクの「津波てんでんこ」です。
釜石市や大船渡市では「津波てんでんこ」が多くの子供たちの命を救いました。
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当日配布された資料も2月末には出来上がっていたらしいのですが、震災の影響で報告会の内容も大幅に変更されました。郷原信郎さんも検察の問題点ではなくて、島根原子力発電所の点検漏れの話です。現場を無視した出来ない点検計画を作成し、行われなかった点検を誤魔化したらしい。
さて畑村さんの講演。著書『だから失敗は起こる』でも少し紹介された三陸の津波です。石碑だけでなく、田老町の防波堤を見学したお話を当時の写真・図版も交えて聞きました。防波堤の管理は地元の消防団に任されていて「せっかく来たのだから、水門を動かしてみませんか」と誘われました。とてもメンテナンスが良くて、手動で簡単に動かせたそうです。消防団に「どうして電動にしないのですか?」と聞くと「地震の時には電気は来ない」と一蹴されたそうです。
この例から分かるように三陸地方の防災意識は極めて高く、今回の津波の被害は最小限に抑えられたのです。
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昨年の6月に放映された番組ですが、東北大学のシミュレーションは今回の津波の威力を言い当てているようです。
「津波の語り部」の田畑ヨシさんは私の母と同い年であることに気がつきました。そして見つけたのが初音ミクの「津波てんでんこ」です。
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