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萩原朔太郎「黒い風琴」@春のアメリカ公園

2013-05-12 14:55:45 | 公園案内
先日の記事「ポールさんを偲んで@春のアメリカ公園」を投稿して、まだ書き足りないという思いが残りました。それは萩原朔太郎の詩に曲をつけて歌ってくれた方のこと。どなただったか思い出せないので、後で友人に尋ねると千代田町のスナック「子猫」のママでした。

昔々、どこかのライブハウスでお見かけしたことを思い出しました。アラフォーでギターを始めたと仰っていました。直ぐに記事にするつもりでしたが、延び延びになりました。昨日になって、この日のために(5月11日が朔太郎の命日)あがた森魚さんが来橋されて敷島公園でコンサートをされたことを知りました。

それで私もあの日の動画を紹介することにしましょう。


聞いての通り、郷土の詩人萩原朔太郎の詩集『青猫』から「黒い風琴」に曲をつけた作品です。

黒い風琴

おるがんをお彈きなさい 女のひとよ
あなたは黒い着物をきて
おるがんの前に坐りなさい
あなたの指はおるがんを這ふのです
かるく やさしく しめやかに 雪のふつてゐる音のやうに
おるがんをお彈きなさい 女のひとよ。


以下略。

私にとって朔太郎は群馬ソウルフード「焼き饅頭」に近い。どこでも売っているけれどそれほど食べたいとは思わない。やっぱり今は亡き「片原饅頭」が一番。だから萩原朔太郎の知識も乏しい。けれど記事を書くためにちょっと調べると、ご丁寧なことに朔太郎は幼稚園・小学校・中学・高校(旧制中学)の先輩なのです。朔太郎の作品も曲に乗せるとまた違った雰囲気に変わるとは発見でしたね。

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