271828の滑り台Log

271828は自然対数の底に由来。時々ギリシャ・ブラジル♪

高専ロボコン2012関東甲信越地区大会(雑感)

2012-10-18 09:22:49 | Weblog
前の記事では高専ロボコン2012関東甲信越地区大会の結果を速報しましたが、その他に書きたいこともあります。お付き合い下されば嬉しいです。
大会の当日、イベント用の駐車場に車を停めてぐんまアリーナに行く途中、駐車場を眺めてサレジオ高専のトレーラーを探しました。長岡の地区大会で見かけて以来、親しみを覚えていたのですが、見当たりません。違う駐車場に入れたのでしょう。会場の入り口には久しぶりのお会いする懐かしい方々がいます。

小山高専からプレゼントされた栃木の味「レモン牛乳」を見せてくれたのは後援会(PTA)の役員の方です。ブルーのハッピ+黄色い鉢巻を貸与されて、会場に入ります。観客が着席し、定刻が近づくと例によって拍手の練習が2回、それに各校の応援練習もあります。

今年の群馬高専はチアリーダーが登場、応援も進化しています。
さてロボコンを記録するのが私の役目なのですが、プロの収録の様子・機材が興味を惹きます。

目立つのは大型のクレーンです。ここに大人3名が貼りついて操作してしていますが、もう一人います。

モニタを2面備えたコントローラーで収録中の絵を確認しながら撮影を取り仕切っているようです。クレーンの腕が伸びるとカウンターウェイトが後に移動してバランスを維持しています。良く出来ているなぁ。

今年もサレジオ高専は試合では振るいませんでしたが、パイプを曲げる技術は伝承されているようで安心しました。モチーフはサソリです。曲がった尾からボールを打ち出します。

今年のベスト・ペット賞はこれだ、と私が予測したのはイルカ君でした。

しかし結果は群馬の象でした。

こうしてこの大会も無事終了です。

では両国でお会いしましょう。

校内で行われたテストランを通じて感じたことは、今回のテーマはちょっと易しすぎるように思いました。エッ、ボールを人間が拾うの?
また会場のアナウンスで知ったことですが、前日の24時になってやっと動いたマシンもあったとか。地区大会では良くあることですが、原因は「短納期」にあると思っています。NHKから示されたスケジュールは以下です。

そして学生が提出したスケジュールが以下です。

これしか書きようがありませんが、夏休み中も部員は「帰れま10」です。このような短納期で作ったマシンは完成度・耐久性が劣ります。今回の大会でも優勝候補が決勝で敗退したのはこのためです。
やっつけ仕事がロボコンの常態であるのを見直したほうが良いと思うのは私だけではないでしょう。全国大会終了後直ちに次回のテーマを公表するとか、複数年度のテーマを決めることは不可能でしょうか?

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