![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/16/ad63ee7fba265e1dd0aa67bdf2f65f92.jpg)
昨日は安中市に用事があったので、帰路に少し遠回りして藤岡市まで足を伸ばしました。目的は藤岡歴史館の企画展「堀越二郎の軌跡」を見ること。安中からは国道18号を使いますが、遠方から来られる方は上信越道藤岡ICが便利です。
カーナビに導かれて藤岡歴史館に到着。入り口を見ると「藤岡市埋蔵文化収蔵庫」の標識があり、ステンレスの枠の中に「藤岡歴史館」、そして企画展「堀越二郎の軌跡」のポスターが見えました。館内に入ると展示室は2つ、この施設の目的が埋蔵文化財の保管であり、展示スペースは僅かです。私の興味は堀越二郎愛用の計算尺だったので館内の撮影が可能かどうかを尋ねました。ところが撮影禁止でがっかりです。それで200円出してパンフレットを買い求めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/ff/92d3d99b1343193533766a6be4f7fd18.jpg)
表紙の機体はゼロ戦ではなく、二郎が最後に設計した戦闘機「烈風」で、バックの青図も最近発見された烈風の図面でした。展示品の図面の多くは烈風の図面で、映画「風立ちぬ」に登場した九試単座戦闘機やゼロ戦の図面はありません。残された烈風の図面も表題部が破り取られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/1e/9d27d038dc3073261196b76431a63f7d.jpg)
お目当ての計算尺はプラニメーターと一緒にガラスケースに収められています。撮影出来なかったのでパンフレットからスキャンしました。マークからヘンミ製と分かりましたが、見たことも無いタイプです。特徴的なのはカーソルで、分度器のようなパーツが見えます。どんな用途なのでしょうか?
展示室の一角に二郎の製図机が再現され、大小の計算尺と木製の雲形定規が置かれてあります。右の沸き机にはタイガー計算機があります!やはり彼も機械式計算機を使っていたのです。
烈風の図面や残されたノートを見ていると、入り口の方から話し声が聞こえました。三菱のOBの方のようです。以前ここを訪れた時にこのパンフレットを8部買って、昔の同僚に配ったら、大好評だったようです。
帰宅して、せっかく藤岡まで行ったのに関孝和について聞くのを忘れたことに気がつきました。でも私は関孝和が藤岡生まれであることを疑っていますので、まぁいいか!
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表紙の機体はゼロ戦ではなく、二郎が最後に設計した戦闘機「烈風」で、バックの青図も最近発見された烈風の図面でした。展示品の図面の多くは烈風の図面で、映画「風立ちぬ」に登場した九試単座戦闘機やゼロ戦の図面はありません。残された烈風の図面も表題部が破り取られています。
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お目当ての計算尺はプラニメーターと一緒にガラスケースに収められています。撮影出来なかったのでパンフレットからスキャンしました。マークからヘンミ製と分かりましたが、見たことも無いタイプです。特徴的なのはカーソルで、分度器のようなパーツが見えます。どんな用途なのでしょうか?
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返信が遅れて申し訳ありません。
展示室が撮影禁止なのは痛かったです。老眼では計算尺の品番が読み取れません。
で、あの矢印は計算中にどの尺を使っていたかを忘れないための目印だったと思えます。目印があれば考えた後でも結果を忘れることがありませんからね。