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種には1年で発芽率が落ちる物と数年使える物、古い種のほうが発芽率が良い物が有ります。1年で発芽率が落ちやすい種は各種豆類、にんじん、みつば、とうもろこしなどが有ります。1番さんが回答していますが冷蔵庫に保管しておけば1年くらいは使えますが新しい種に比べれば発芽率は落ちます。数年使える種にはトマト、ナス、などのナス科の作物やキュウリなどのウリ科の作物や小松菜、ハクサイ、キャベツなどのアブラナ科の作物が有ります。古い種のほうが良く生える作物は春菊があります。特に夏に蒔く春菊は前年に種を購入しておき播種します。夏蒔きのホウレン草も古い種のほうが良く発芽します。
種の保管は乾燥した状態で冷蔵庫に保管します。頻繁に出し入れすると袋の中で結露して湿気が多くなることが有りますから蒔く必要量だけ取り出します。もし種が残れば別に保管してください。条件が良ければウリ科の作物で5年ナス科の作物で2年アブラナ科の作物で3年間は充分使えます。
最近のホウレン草は発芽しやすいように加工されています(サカタのタネではプライマックス、タキイではネーキッドと言います)からあまり水につけることは良くありません。説明を良く読んでください。水に浸せきする場合は塩素を含まない井戸水を使用して6時間程度流水に浸け良く水切りして15度程度で発芽させてから播種しますがよほど気温が高い真夏にホウレン草を播種するとき以外は使用しません。加工してある種子はそのまま播種したほうが良く生えます。
まず、買ってきた種は播く分だけを袋から出していますか?
外に出してしまった種をまた袋に戻していませんか?
一旦外に出してしまった種は手や空気中などの水分が付着する可能性大ですから、播かぬ種はなるべく袋から出さないように。
余った種は、密封容器に入れ冷蔵庫へ。(野菜室があればそこへ)
ちなみに、なすびなど夏野菜は発芽温度が高い方(25℃~30℃)がいいですから、家庭菜園で施設(ビニールハウス+温床)がなければ6月以降に種まきをオススメします。
ほうれん草は種子の周りに堅い殻が付いていますので、そのまま播かず、一晩水に浸けておくと発芽しやすくなります。
(タキイ種苗の「ネーキッド処理」をした種子なら堅い殻がありませんので、そのまま播いても大丈夫ですし、揃いもいいです)