スカーレット手帖

機嫌のいい観客

RENTが始まる前に個人的にみどころと思っているところを思うがままに書いた

2015-09-01 | 観劇ライブ記
さあ9月。
夏休みを1日もとらないうちに秋がやってきた私の相変わらずしんどい日常をよそに
はじまる、あれが。
RENTが。

絶対おもしろいだろ、というのは当たり前で、
期待値を上げすぎてもどうなのかしら、というところはありつつも
いま頭の中にある個人的なみどころを
思うがままに書いてみるのもいいんじゃないかと思ったので
書いてみます。
まあ勝手な期待なので、いつものようになんの裏取りもしていませんが
意気込みということで、ひとつ。

ちなみにわたくしの演目認知のコンディションとしては、
映画版(2005年)だけ見ています。話の筋は知っている状態。
舞台は観てないよーブロードウェイ版も日本版も。
まだRENTの演目自体に超思い入れがあるよ、というところまでは行けていないが
テーマも群像劇なところも、とても興味深くて好感、
あと、曲めっちゃかっこええやんけ という気分ではいる。


■なんといっても村井良大
正直、「RENT」の演目に今回ここまで前のめりになっているのも村井くんが出るからだ。
曲がりなりにもここ数年舞台観劇を趣味にしている者としては
もちろんもちろん、RENTがどんな有名演目なのかは知っていたけど
積極的にチケットを取りにかかったのは、村井くんが出るからでしかない。
それも主演。群像劇とはいえ、主演ですよ。
しかもその他主要キャストはほぼほぼWキャストのところ、
マーク役の伝統、ひとり座長である。

1998-1999年 山本耕史
2008年 森山未來
2010年 福士誠治
2012年 賀来賢人

という、
私が舞台で輝いてるところしか見たことない人たちがやってきた役を
今回やるのが村井くんであるよ。
いやーーーーー楽しみだ。
本当に楽しみだ。
まあ、村井くんも舞台で輝いてるところしか見たことないから、
きっととても魅せてくれるに違いないと思っている。
映画をみる限りでは、「マーク」役はすごく村井くんを連想させる…
というか、シアワセ/カワイクでやってた「グレッグ」的な要素をものすごく含んでいると思うし、
ある意味すごく「小野田坂道」的なところもあるし、
戦国鍋で言ったらそうだなー天草四郎の「大矢野」かなあ
なんというか、これまで見てきた村井くんの役のかけらが見いだせる、
いい意味で既視感がある。
てかこの役、主役なんだけどちょっと脇役っぽい感じもある、
いぶし銀的な演じ方をしそう。


■堂珍ー村井ライン
いやいやいや、感慨深いでしょ。
このラインは感慨深いしかないでしょう。
辻先生の謎演目「醒めながら見る夢」(2011年舞台、2014年映画)の
この二人が男の友情を演じるんですよーーー!!!
ロッカーと映画オタク、どうなるか。
適当なこというと、どんなケミストリーが生まれるのか。


■堂珍ーSoweluライン
これも個人的にはなかなかしびれる組み合わせである。
思い起こせば2002年日韓ワールドカップで、
ケミストリーと期待の歌姫としてユニットを組んで
公式ソングを歌っていたこの二人。
ケミストリーとか、タイミング的には私の青春時代オンタイムなんですよ。
あれから10年以上を経て30代を迎え演じる恋人役。
いやーどうなるのか。二人とも歌手だけど演技はどうなっているのか。
おっかなびっくり、楽しみだ。


■SOSタケ様
こちらも完全に自分の高校時代の青春蘇る、Skoop On SomebodyのTAKEさんです。
いつのまに舞台デビューしていたのよ。
2回目のRENT、コリンズ役続投とのことで、
どんなセクシー&ソウルフルな声が聞けるのか。自分の耳が心配である。


■ソニン様を初めてガッツリ
そもそもここですよ。
なぜこれだけ劇場行っててソニンの演目に1回も入っていないのかということですよ。私。
ソニン様、NY帰りのモーリーンはどんなスパイシーレディなのか
という期待しかない。
あと、上木彩矢というもうひとりのモーリーン、気合いの入ったビーイング歌姫
という10年前の印象で止まっている私のイメージがどう変わっていくのだろうか。


■エンジェル役、Wのヒラソー&IVANが楽しみすぎる
あー去年のレディベスで気さくなヒラソー(平間壮一くん。いま突然のヒラソー呼びすみません)に
出待ちでサインを頂いといてよかったな私、という、グッジョブ2014の私、という。
エンジェル役かあ。
そして、もうひとりがIVAN。
ビジュアル的にもイメージ的にも、ここがWで一番ちがいのあるキャストをもってきたなぁー
という印象なので、それぞれがどう役を作ってくるのだろうか。
これは結構、演目全体の中でもトップクラスに気になるところです。



ということで、いま思いつくままに書くとこのあたりになります。
ほぼキャスティング周りのことだな。
まあ、それぐらいしか予測のしようがないのでありますが、
あとは劇場でのお楽しみとしつつ。

RENTマスターはいっぱいいると思うので、
少なくとも舞台版を初めて観られる自分の感覚を大事にして、
観客席に座りたいなと思っておりますぜ。

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