昨日は、星野富弘さんの講演(上記表題)を聞いてきた。 文章と絵を一緒に描いた詩画は有名です。かなり前に読んだ「愛、深き淵より」や富弘美術館での作品に感銘を受けていたので本人の話をどうしても聞きたかった。 ・・・電動車イスで登場した富弘さんのお話し・・・ 友人に口で書いても手で書いても字は読めると言われ、稚拙な字だけでは物足らず、その空間に口でくわえた絵を描くことで詩画とした、これが認められ本を出版する事が出来ました。そのことにより「自分でも仕事が出来る」と自信が生まれ、やっと自分の家に戻る事が出来た、自立する事が出来た、との話でした。 詩画に出会い、生き甲斐となったのは、小さなことをあきらめないで続ける事の大切さ、失った物が大きければ、得るものも大きなものとなって帰ってくるという想いを話してくれた。 障害者にとって勇気づけられる講演会でした。
付記・・・「ぶどう」の絵の詩: 喰われてもよし つぶされてもよし 干されてもよし 一番甘くなって枯れよう 「ルリヤナギ」の絵の詩: 雨の日も 晴れた日もじっと待っていた 待っているあいだに 美しくなった
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