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まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

進撃の小人…合歓さんの事

2014年05月05日 | 日記
「合歓さん…ほとけの顔も三度というよ…解ってるぅ」
そう言いながら、もう幾度 百回いや千回を超える我慢を重ねて…彼の残務処理をこなす。
自分の顔が歪んでいる。

「何回進撃したら気が済む。それも丸腰でぇ もう あほ アホ 阿呆」「ちゃんと道具を持って行かんかい」
言いながら笑ってしまうゆるい自分にも 嫌気がさしている。

『わしは一人遊びが好きやっちゃ』『な~んも悪い事はしとらんちゃ』

確かに悪い事はしていない。

犯罪と言う意味ではであるが…。

偽善で生きている…自分のついた嘘の自覚も無い、大嘘吐きよりはずっとまし。

合歓さんは自覚している。

『わしは正直に生きとる』『~ねばならない ~しなければならない なんて いらん』
いや、いや、いらんやない、ない。出来ないんよ…う~ぅと思いながらも説得される。

でもね。
買い物をしたら、等価を払わなくてはいけない。
お金を持たずにオークション落札はいけない。
お葬式では悲しみの余り、初対面の弔問客を責めてはいけない。
チェーンソーは足を切る物ではないよ。
木を伐る物でしょ。
病院に入院したら大人しく病室で治療しなければ困る。
<脱走は罪>
『わしは舳倉島に行って来る』ブゥーっ。ガコッ、ガガガガ。
ガソリンが無かったちゃっ…合歓さん、ねむぅぅ。頼みますよ。
車はガソリンで走る物。イーシ。長男の声。

一人で遊ぶのならいいよ。
必ずおまけ(付属)と介護が付いてくる。

おまけを片づけて、汚れを落として、よしよしして、箱にしまって心休まる事がない人間(私)が…側にいる。

悪いと思えなくても(形而上では)‥世間様に頭を下げて、菓子折りを持って行く…家族がいる。

それぐらいは解ってくれてもいいのでは。ねぇ合歓さん。

もう長い事暮らしておるんだから。


GWには毎年、来客、珍客が多い。
今年は…なかび…がぽっかりと空いた。
来客が多いとエネルギーが循環するし…気が紛れて免疫力も高くなる。
普段から勢いがある合歓さんも、いや増してテンションが上がる。
そして進撃する。
鮒釣り。蛸とり。デカ山案内。筍ほり。等。…。
雨が本降りになってきた。
ぽっかりと時間が空いた日には…来客の有難さが身に沁みる。
進撃できない小人…合歓さんは本を読んでいる。
集中している。楽しいのである。

進撃の巨人…コミックは見ていない。
アニメを見た。
繁栄を築き上げた人類は、突如出現した“天敵”「巨人」により滅亡の淵に立つ。
生き残った人類は、三重に築かれた巨大な城壁の内側に生活圏を確保し、そうすることで、辛うじてその命脈を保つ状態。
城壁による平和を得てから約100年後。いつしか人類は巨人の脅威を忘れ、平和な日々の生活に埋没していた。
人工の大きな鳥かごの中の自由と平和を。そこへ…突如巨人が出現する。
巨人の登場が大迫力で緊迫感がある。
根拠も(巨人はなぜ人間を食べるのか)矛盾(食欲が満たされているのに)も関わらず。
荒唐無稽も(食人はただの趣味…何故か)‥今の若者達が東日本大震災 以後の未来に感じている〝不安〟だと思えば納得はする。

三重に築かれた城壁は、我が国日本の、目には見えないヒエラルキーの壁でもある。
そう思いながら見た。
空から降ったか、地から湧いたか、人類の〝天敵〟巨人の謎に興味はわく。

我が家には、アクティブ(進撃)の小人がいる。

彼のやみくもの進撃には…理由がある筈。
否、ないのかも。

そちらの謎を解明するのが急務。


















































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