お酒は友達なんですわ。

私自身が呑む。

お酒　強いですと言ってもいい。
ウゥゥン‥それは若い頃の話。

酒の上での過ちもあった。

思い出しても悔やまれる。
思い出さないようにしても尚悔やまれる。

それでも死ぬか生きるかと問われれば、生きてていいですよ。
まあ許すと友人の大多数(それほどの数はいないが)が笑う程度で済んでいる。

ほんで‥酒の上での失態を何回も繰り返すという事がない。

これは遺伝子か？体質か？　どちらもだろうと思うがアザースと言うほかない。

　黒鯛の昆布締め

今季何度作ったことか‥私ではなく息子がである。
(自分が獲った昆布と釣って来た魚)

我が家の定番となった昆布ジメは本当に味わいが深い。

お酒のつまみに最高の一品。

食べると口の中にねっとりとひろがる旨味。
貧乏　貧乏と言うていながらホンマに贅沢やわ‥と思う瞬間。

なんや　かんや　で幸せに生きている。

今日も裏山の筍を切ってきた。
三回目である。

まだまだ(この時期であるにも関わらず)頭を出したばかりの若筍もあるし‥ゲット。
米のとぎ汁であくを取って昆布と煮る。
これも美味し。

あぁ‥お酒が旨し。

今年筍は猪にやられて無残という声があったが‥うちらの山は(襤褸家の床下も含めてはえすぎて)筍屋敷状態なのだ。

何回、畳をあげて床板をあげて、筍を切ったことか‥あぁしんどい。

一枚板の床下を上げるだけで重労働。

そんでも私、日常生活を頑張ってます‥密かな達成感がある。

蕗も、よもぎも、こごみも、伽羅蕗にして、天麩羅にして、胡麻和えにして‥誠に贅沢。

あぁぁ‥お酒が美味し。

アルコールで人格が変わるというのは、病気だが、酒は人生の妙薬でもある。

話は常に単純だ。

家族でも、友人でも、呑みながら、笑いながら、語らいながら、生きて行けたらいう事はない。

明日に向かって。