まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

貰い物の我が家

2017年08月07日 | 日記
暑い‥暑い と言いながら日が過ぎていく。

息子二人は北海道にいる。

親戚は、四国と九州で台風5号の余波を心配して(二人から)電話があった。
一族郎党は無事。
被災を免れて生息しておられます。

能登半島も今夜半~明け方が山場である。

身内が心配なのは当たり前・電話も当たり前。

当たり前の行為が嬉しく有難い‥暴風雨の前の静けさ。



暑い。
むしむし と鉄板の上 弱火で炒られているお好み焼きの様な心持ちでいる。

食欲もない。

お隣のo婆様が通りがかった。

「姉さん 去年よりも暑さがひどい! 年とって皮膚がうすなっとる感じじゃないぞいね」
「ほんと‥肌年齢ばかりじゃないわ Oさん」‥言いながら額の汗が目に入る。

痛い。暑い。暑さの中蜘蛛が増殖して歩くと蜘蛛の巣が顔にまとわり‥痒い。

三位一体で攻められる拷問の様な夏。

昨日はN氏がやってきた。

お米とスイカ 野菜類(ゴーヤ しし唐) ジャム各種(N氏の嫁ゴッドハンド 千恵子‥氏のお手製)
「無くなったら又いうてくれたらええ」「遠慮なんてするような付き合いじゃないやろ」

走り去る車に手を合わせる。
ジャム類は加賀(A氏)でも福井(T氏)でも評判がいい。

玄関先にo婆様とk氏からのビール。

送り主が特定できない西瓜とトマト・
燃えやすく切りそろえた薪・お中元の洗剤。
氏の紫蘇ジュース・ラッキョウ漬け。
氏のドロップ。梅干し。
Y氏の牛肉。

たんびたんびに胸にこみ上げる思いがある。

有難う。

感謝の念だけでは、追いついていかない お返しも出来ない。
円やドルやユーロ通貨では計れない豊かさをいただいている。

その事だけを深く感じている。

台風前の空を見上げる。

鉛色の雲が空を覆っている。

経済的には、何の価値も生まない行為が‥実は途方もなく豊かで贅沢だと感じる一日。

暴風で屋根が飛んでも(笑い事ではなく雨漏りの屋根を覆っている我が家のブルーシートは簡単に飛ぶであろう)

怠惰な私は屁でもないし‥元々が能天気。

外が荒れて、屋根がはがれ、木端が飛び、植木鉢が飛ぼうとも、脳内は天晴。

嫌がおうにもパワーがマックスになってくるばかり。

貰い物と励ましの電話は、おおらか‥裏を返せばだらしない私を、確実に恥知らずに高めている。

感謝と無知が縦横に乱れ‥自由と無秩序をはき違えた私は、まだまだ元気で長生きできる‥ような‥気がする。

友人と隣人の皆様に多謝を込めて。

本当に有難う。
お元気で。
又 会える日まで。