まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

カッコウの鳴き声

2017年06月09日 | 日記
先週W市のお寺で二泊。
カッコーの声で目覚める。
台所でも居間でも庭でも、そこかしこでカッコーの鳴き声が響く。

カッコー カッコー カッコー 。

お昼過ぎ氏と隣接する村までの間道を歩く。
万歩計をしっかりと持つ。
往復2時間強の間‥鳥の鳴き声、大スズメバチ、アオダイショウ‥猪の糞に遭遇。

車の往来なく(トラクターの泥はねあり)、人間は我々だけで、風は爽やか、天気もいいし、歌でも歌いましょうか‥ルン
数年前一人で歩いた道は、今相棒がいないと歩けないそうで‥‥。
(いのちゃんが山に、原っぱにいて、食べ物を探している。ユリ根 蕨の根 竹の子 山芋等 )
美味いもん好き‥お寺のハス田の蓮根もごっそりとやられている‥残念というよりも惜しい。
田んぼは電気柵で免れているが、そこここに足跡がある。

茗荷を見つけて夕食の天ぷらに‥お地蔵さんの横に流れる湧水をのんで一息いれて‥
いのちゃん防止策‥熊笹を杖替わりに2本振り回す‥それだけで気合いが入るのが不思議。
もし出会ったら背中を見せると危ない‥後ろ歩きの練習‥しつつよろめき歩く。
体幹を鍛えるには努力がいる。

しかしながら、喋るわ 笑うわ、やかましい我らは、いのちゃんにもさけられている。
躁がましいのは、猪には合わない様で助かっている‥今までの所は。

お寺に帰って万歩計をみたが8000歩と少し。

これだけ歩いても理想の一万歩には及ばない。

木の枝にカッコーの姿が見える。

スレンダーな鳥だ。

意地悪で、でぶい姿だったら、育児放棄の生態と相まって「ワリイ奴」「どっか‥いけ」‥枝を揺らしてやるのに。
スレンダーはすぐに飛び立って身軽い。

見た目と鳴き声は可憐で美しくもある。

 《脳内の空気》

見た目で判断してはいかん。いかん。いかん。

カッコーは所与の物として托卵する。
原因はいまだ解明されていない。
巣の中にあった卵をひとつ持ち去って数を合わせるし子育てをしない。

問題は人間のなかに‥閑古鳥(かっこう)もどきが増えているという事のほうで‥

子育ての中で母親だけが表面にでてくるが‥父親(雄)の役割は大きい。

カッコー カッコーと美しい声で鳴いているのは雄である。