まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

幸せで惚けていく…合歓さん

2016年05月10日 | 日記
風に吹かれる前。

2~3日 風が強い日が続いたせいで花という花の花びらがとんで見る影もない。
植木鉢が倒れ…屋根のトタンが剥がれ、物干しのハンガーが吹っ飛んで何処へいったのやら探せども見つからない。

長いGWで入れ替わり立ち代り 近い友人も隣人も知人も訪ってくれ 気ぜわしい。
…最後の土曜日…珍しいお客さまが来た。

熊本地震の被災地の避難所に、段ボール製の個室、段ボール製組み立て式ベッド。
段ボール製組み立て式丸椅子、段ボール製の畳などを、トラック一台分運んできた感性の紳士F氏。
段ボールが素材とは思えないほどの完成度。

その友人で舞踏家のA氏。
姿 顔 性格 ともに美しい。

ねむさんはご機嫌。
美人がいると果てしなくいい調子で気炎を吐く。

お土産のお酒各種…魔界の誘いという名の焼酎はおいしくて 飲みやすくて 越乃寒梅と同じくスッと喉に入る。
カップ酒もウイスキーもアルコールでさえあれば良い舌の持ち主…ねむ。
呑むほどに馬鹿 酔うほどに阿保 酔いつぶれて酔狂。

子供たちの事 私の事 言いたい放題“流言飛語”真実の欠片もない放言ばかり。
本人は最上のおもてなしのつもりなのだろうが、家人“私”にとっては死の迷惑だ。

しかして…客人は大声で笑い 喜び 部屋の中は和やかな空気が漂う。

…忍の一字を腹に抱えて嘘をついて空気を取り繕う。

この処 気が短い。
無責任で調子のよい言葉に耐えられない。

社交辞令も鳥肌が立つ。

それでも お客人には罪がない。

遠い道のりをようこそ我が家へ…嬉しいです。

感謝が胸を満たす。

合歓の嘘に付き合えるのは、素敵な出会いと人格者の友人達のおかげです。

惚けているのでは❔と思うほど会話に重みがない合歓さん。

どうぞ 末永く呆けたままで。