ダニとスダレと腰痛と

　昨日は対ダニ作戦開始などとぶち上げたが、一日目の終了間際に腰痛を発症して、今朝は急遽休戦協定に調印した。

　布団の上げ下ろしがちょっと苦になる。

　それに一昨日、家の南側に面する軒下にスダレを垂らして防暑対策をしたのだが、ベランダに布団類を干すにもスダレを巻き上げて固定する等の処置が必要で、それが億劫なのだ。

　
　
　
　
　１階部分などは、脚立の最上部に乗っての不安定な作業だったので、腰を痛めた後ではとても出来ない作業だったので、防暑対策上はタイミング的には良かった。

　直射やベランダの照り返しなどが少なくなって室内温度は確かに下がった。

　ヘチマとかゴーヤとか、蔓性の植物を植えて日陰を作るというのもあるが、台風のことを考えると二の足を踏む。

　スダレも台風の時は、巻き上げる程度の処置では間に合わず、全部取り外して仕舞い込む。

　以前は長い葦簀を建てかけていたが、これがまた台風の時は大変で、外して丸めた後軒下に並べ更にブロックの重しを乗せて強風で飛ばないようにするなど、労力が大変だった。

　スダレは紐でぶら下げているだけだから楽と言えば楽である。

　ただ脚立の最上部での作業は一般的に危険で、若くても避けたいが年を取ると更に危険だ。

　よって、最上部まで上がらなくても出来る着脱方法を考えたい。

　それもこれも、腰の調子が良くなることが前提だ。

　スダレの隙間からカンカン照りの空を、腰をさすりつつ見上げながら、不用意にも溜息をついてしまった。

　「昇っても昇らなくても見える空」

　
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