Mayumiの日々綴る暮らしと歴史の話

日日是好日 一日一日を大切に頑張って行きましょう ξ^_^ξ

満腔は皆和気にして、自ずから地に随(したが)いて春風有り。

2013-06-08 03:20:31 | Weblog


サルビア・スプレンデンス Salvia splendens 尊敬 燃える心 知恵 家庭の徳 家族愛 恋情

四季の運行に寄って生ずる寒さや暑さは、避けるのはやさしいが、
人間の世界に生ずる好意や悪意の感情を除くことは難しい。

その様な感情の変化も、何とか除くことは出来るが、
己自身の心の変化は除き難い。

この己自身の心の変化を除き去ることが出来たなら、自分の胸の中はすっかり和らいで、
自然と、何処に居ても春風が吹く様な心境になれる。

                                           菜根譚後集132より

満腔   腔は心中、胸中のこと。胸いっぱい、胸中すべての意味。


日日草 Lochnera rosea Reichenb   友情 楽しい思い出 若い友情

朝晩にスッと涼しくなり、昼間は木陰や家の中なら暑さを十分に凌げる、一日中窓を開け放しても好く、
如何にも北海道らしい好天に恵まれた昨日でした。

所帯じみて、お布団でも干せば良かったかしらんと思ったけども、
週間予報ではこの先一週間は雨が降らない様だし、気温もどうやら安定してきそうです。
何だか、嬉しくなって来る様な気分です。
寒くはないと云うのがありがたい。
ホント、返す返すも、長過ぎだった冬で遅れた色んなこと、
たとえば植物(農作物)が例年通りに間に合うこと、豊作になることを願いたい。
自分のつたないgardeningよりか、地物が良い出来であること、北海道の食糧自給率200%を保てればいいと云う、少しは物事を広く見解を持てる様に努めている。
それと、主人が仲立ちになり、道産ものを台湾に輸出する案にも道筋が着いた様だし、
上手く行けばいいって思う。
主人がうまい事を言う。
早い結果を求めるよりか、よく練習を重ねてこそ試合に勝てるって。
直ぐに効果や恩恵を求めたがるのが人の常ならば、それは私も大間違いだろうと同じく思います。
アベノミクスの功が回って来るのは、玉つきの様なもので、貧乏人は最後の最後、数年経たなきゃ実感もわいて来ないのじゃないか。

とある所で、ご主人には仕事がない、子どもが三人いる、自分(奥さん)の働きだけでは生活できない、
総理、どうにかして下さいと云うコメントを見たけれども、これって、如何にも女性的と云うか、
hystericに感じる。
それと、自分の事業か商いがまるで成らない。
それは、国策のせい、総理のせいと云った、自分の不徳などなく、すべて他のせい・・・。
これでは、世の中がどんなに好景気になったとしたって、良いことなど訪れはしまいだろうと思う。

利益やお金がすべてと云うのは本当のことではあるけれど、
暮らして行くとか生きて行くとは、それだっけではあるまいし、
人生と云う大勢からは外れている様な気がしてならない。

金持ちになるのが一番に人生の目的ならば、金以外のことはいっさい考えず、
一心不乱に金だっけを追い求めると、誰だって金持ちに成れるのだそうだ。
果たして、道徳も何もあったものじゃなく、義理人情も与えない求めない、人々に嫌われ、
それこそは不可能に近いことだろう。


フリルパンジー Viola tricolor   平穏 私を想って下さい 物想い 純愛 心の平和

私は結婚して先の冬で30周年を迎えましたが、結婚で退職したので、
家計は主人の稼ぎだけでずっとやって来ている。
だが、家も買ったし、家が古いからと云ってリフォームも出来たし、色んなところに二人で出かけているし、必要な物なら何でも消費し、互いの趣味も尊重出来てるし、猫もたくさん飼ってるし、
言うなれば何不自由無い生活が出来ております。
この30年だけを振り返っても、とんでもない出来事がなかったわけじゃなく、
私は今日の命を何度も捨て様と思ったこともある。
だけども、生きたいと云う私の本心が許さず、耐えて、新たな方向を見出そうとしたことが、
危機(?)を救ったのだと思っています。
混乱した精神で、もう少しお金があれば・・・と思わなかったわけではなく、
お金だけに救いを求めたことを今ではとても恥じている。

言えることは、他のせいや誰のせいにしているうちは、自分や自分たちは報われることって無いんだろうってこと。
私たちみたいなどうしようもない一般人の中でも、お金はあっても不幸が起きている例は見ないわけではなく、あの世にまで金を背負って行けないだろにさ・・・って、人の口には戸は建てられない。
持ち過ぎってのも、不幸の元となるらしいよ。


チェリーセージ   燃ゆる思い

心って色んな迷いとか、起きてもいない不安を持ちたがるものだが、
私が思うには、そう云った時に、大袈裟にしない「学問」をしてみることだろうと思います。
「論語」「老子」「徒然草」、そして今は「菜根譚」。
もし興味あるなら「孫子兵法」ってのも面白いですが、私の提案(?)などはクソだけど、
本を読むと云う行為は、人の心を整え、余裕を作ってくれるものなんじゃないでしょうかと考えています。

また、自然に触れる、自然を自分の身近に置くと云うのも大事。
狭く窮屈で、杓子定規なままだと、人は何処までも延々と追い詰められる。
無駄に年を喰っちゃいないとし、どれだけ小っちゃい自分かと気づくこと、
また、それなりに生きて来たんだとすれば、知恵を使うことだろう。

ところで話は急に変わるけど、
昨日のお昼過ぎNHK-BSプレミアムで見たC・チャップリンの「ニューヨークの王様」がすごく面白かった。
チャップリンの映画には全く外れなしだなぁと思います。(*´▽`*)

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