太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

やっぱり美容は韓国

2019-05-09 08:02:07 | 美容とか
同僚の韓国人が、石鹸を売るサイドビジネスを始めたらしい。
材料はノニとオートミール。
ひとつ分けてくれたので、さっそく使ってみた。

HONIHONI

箱をあけると、黒いかたまりがゴロンと出てくる。
ノニフルーツの形を模しているのだろうけれど、ちょっとドキっとする。
この色は、ノニの色なので自然な色。
濡れた手にとって、泡立てようとしても泡立たない。
どんなにころがしても、まったく泡にならない。
しかし、泡が立たないまま顔に乗せてくるくると洗い、
洗い流したあと、何もつけずにいても突っ張らない。
しばらくすると、自分の皮膚のアブラが適度に表面に出てくるので、そのまま寝る。
朝は、韓国秘伝のパックをするので石鹸は使わないが、
パックを洗い流したあとは、ちゃんと保湿する。


※韓国秘伝パック
細かく粉砕したオートミール、中身をしごきだしたアロエ、重曹を混ぜたもので10分間パックする。3日で肌が変わる。



10日もすると、なんだか肌のキメが細かくなってきた気がする。
毛穴が縮む。
夫は、最初は石鹸の見た目で躊躇していたようなのだが、
今は毎日使っている。

知人の韓国土産のカタツムリのクリームも使っているし、
ホ二ホニソープも、韓国秘伝パックも、
やっぱり韓国は美容の国なのだなあ。






アイロンは朝

2019-05-08 08:31:15 | 日記
夫がオフィス仕事でなくなってから、
滅多にアイロンがけをすることがなくなった。
オフィスで働いていた時は、毎日アロハシャツにスラックスで
アイロンは欠かせなかった。
今は私のユニフォームもアイロンしなくていい素材だし、
夫はTシャツにジーンズ、仕事以外に着る服も、アイロンがいらないものが殆どだ。
それでもたまに、麻の入ったシャツや、夫が食事に行くのにアロハを着ると、アイロンの出番になる。



アイロンがけは、朝と決めている。
東向きの明るい窓辺の、猫トイレの隣がアイロンがけの場所。
私はアイロンがけが、それほど好きじゃなかった。
いい思い出がない。
前の結婚時代、相手のワイシャツに毎日アイロンをかけていた。
今なら、思う。
なんでクリーニングに出さなかったのかって。
当時、家のローンを払ったって、今の何倍もの収入があったんだから
それに私はフルタイムで仕事をしていたんだし、そうすればよかった。
私はお金の欠乏感という病にかかっていたから、クリーニング代ももったいなかったのだ。

中学高校の頃、紺色の制服のスカートに毎日アイロンをかけた。
濡れタオルを乗せないでアイロンをあてると、てかてかと光ってしまい、
それを「貧乏びかり」と祖母は言った。

今の夫がオフィス勤めのときは、ストレスに押しつぶされてゆく夫を
はらはらしながら見て見ぬふりをしていた。(ウツは励ますとよくないからね)
夫にいえないぶん、夫のアロハシャツに、
夫を守って助けてくださいと強く祈りながらアイロンをかけていた。
シャツがわりとすぐに傷んで着れなくなったは、その思いが重かったのだと思う。

今、なんのわだかまりもなくアイロンをかけることができるようになったけれど、
朝のほうが気分がいい。
それにしても、どうして日本のアイロン台は床に座ってかけるような低いものが多いんだろう。
どうしたって背中が丸くなって、足もしびれてくる。
ここでアイロン台といえば、こういう立ってかける高さのものしかない。
このほうが絶対に楽なんだけど。



手呼吸、耳呼吸

2019-05-06 17:47:25 | 日記
足でエラ呼吸をしているのではないかという疑いがある私だが、手にもエラがあるのかもしれない。

足呼吸の過去記事はこちら

靴下が苦手なように、手袋が苦手だ。
とくにゴム手袋が。
コラージュ創作をするとき、仲間達は薄手のゴム手袋をする。
液体のノリを使うので、指先がノリと紙の色で染まるからだ。
しかし私はゴム手袋をすると、1分もしないうちに手がうずうずする。
蒸気が手袋内にたまって息苦しいような気がするのだ。
だから素手で創作し、指についたノリは、日焼けした皮膚を剥くように剥く。
スノーボードをするときの手袋は、しないではいられないが、
滑っていないときは、なるべく外す。
寒いけど、息苦しいよりはいい。

さらに私は、イヤホンやヘッドフォンが苦手だ。
耳に何かを差し込む、なにかで耳を塞ぐと息苦しいような気がする。
かつてウォークマン(若い人は知らないね)が流行った時、
歩きながら、どこにいても好きな音楽が聴けるなんて素敵だと思った。
実際、黄色のウォークマンを買って聴いてみると、道を歩いていても
常にBGMが流れているようで感動したけれど、
長く聴いていることができずに、結局あまり使わないまま人にあげてしまった。
飛行機の中で観る映画も、ヘッドフォンを頻繁に耳から外したりつけたりしながら観ている有様。
同じ理由で、アイポッドもハナから手を出していない。
ヘッドフォンをつけてジョギングしている人や、
バスを待っている人たちを、あの人たちは耳で呼吸していないのだなと思って眺めている。






たまたまというミラクル

2019-05-06 12:47:26 | 日記
インディアナ州に住んでいる、夫の従兄弟が心臓発作を起こして、
病院に担ぎ込まれた。
いったんは危ない状態だったが、手術をして、今は小康状態になり、
回復を待つだけになっている。
彼はまだ49歳で、住宅のエクステリア工事の会社を経営している。
発作を起こしたその日、彼はあまり調子がよくなかったのだけれど、
その現場に行けるのが彼以外にいなかったので、無理をして出かけた。
仕事中に発作を起こして倒れたのを、近所に住む夫婦が目撃して駆けつけた。
その夫婦の奥さんのほうが、たまたま心臓外科の医者で、
救急車が来るまでの10分間、心臓マッサージをしてくれたおかげで、
従兄弟は命を取りとめた。
もし、調子が悪いから仕事に行かずに家に一人でいたら(奥さんは仕事をしていて昼間は留守)、発作を起こしても誰にも気づかれなかったかもしれない。

何年も前のことになるが
夫が、あて先欄と金額が空白のままの小切手を落としてしまったことがある。
普通、小切手は中身を書き終えるまでは小切手帳から切り離すことはない。
そのときは、何か理由があって、
あて先も金額も書いていない小切手を持ち歩いていたと思うのだが、
もし誰かがそれを拾って、自分の名前と、好きな金額を書き込めば
それがそのまま夫の銀行口座から引き落とされてしまう。
落としたのがわかって、青くなっていたところに、
義父の知人から義父に電話がかかってきて、夫の名前の空白の小切手を拾った、と言う。
田舎とはいえ、それなりの数の人が住んでいるこの街の繁華街で、
誰が拾ってもおかしくない空欄の小切手を、たまたま知人が拾った。
そのときは「カミサマ、いた・・・・!」と思った。

たまたまというミラクルは、日常に起きている。
チャップリンの映画で、人が靴の紐を結ぼうとしてかがんだ瞬間、
ものが飛んできて、立っていたら当たっていたであろう場所をかすめ、
それを知らずに紐を結びおわって立ち上がる、なんていうことも
知らないだけできっと普通にあって、
私達が想像するよりもはるかにたくさん、ミラクルは起きている。




ティポットの蓋

2019-05-04 08:30:29 | 日記
なぜ、急須やティポットの蓋だけ割れるんだろう。
この言い方は正しくないか。
なぜ、私は急須やティポットの蓋を割ってしまうんだろう。
気に入って買った、ティポットや急須の蓋を割ってしまい、
本体だけになったものが、いくつも棚の隅に転がっている。
本体が壊れたら、捨てるのも致し方ないと思うが、
蓋がないだけで、本体はきれいなので貧乏性で捨てられない。

日本茶を淹れる急須は、わざわざ日本から買ってきた。
1ヶ月もしないうちに、蓋が欠けた。
気にせず使い続けて、半年たったときにはもう蓋はなくなっていた。
紅茶を淹れるポットは、シアトルに行くと買ってくる手描きの柄のお気に入りで食器の一つで、
18センチぐらいのお皿でも4000円ぐらい、大き目のティポットになると数万円する。
これは大事に使っていたはずなのに、やっぱり蓋だけなくなった。
蓋だけを別売りにしたら、案外売れるのではないか。
私のようなそそっかしい人が、きっといるはず。
もし、新品のポットに、予備の蓋を付けて売っていたら私は迷わず買う。

今朝、ひらめいた。
あのポットを、花入れにしたらいいんじゃないか。
で、さっそく実践した。
お気に入りだった、手描きの小さいティポットに花をいれたら



いい、いい!
自画自賛だけど、いい!
蓋が割れてなくなったポットは、安定もいいし、花入れにいいです。