太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ジンジャーブレッドラテ

2012-11-21 12:41:50 | 食べ物とか
普段はそれほどスターバックスに行くことはないのだが、

出先にあったスターバックスに入ったら、季節限定の飲み物がいくつかあった。



季節柄、ジンジャーブレッド とか、 パンプキンスパイス なんていう名前のものが氾濫している。

22日はサンクスギビングで、来月にはクリスマスも控えている。

両方とも、食事に欠かせないのがジンジャーブレッドとパンプキンパイ。

パンプキンスパイスというのは、パイに必ず入れるスパイスを混ぜたもので、

日本で食べるような「かぼちゃのパイ」とか「かぼちゃのタルト」とは全然違う。

初めて、夫の母が作ってくれたパンプキンパイを食べたとき、殆ど甘さがない代わりに、すごいスパイスが効いていて

のっつそっつして一切れ食べた。


よくしたもので、今ではその味が結構好きになっている。(柔軟性が高いのだ)




ジンジャーブレッドラテ


季節限定メニューの中の、ジンジャーブレッドラテがとっても美味しかった。という話。

日本のスターバックスにもあるのだろうか。



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ウルポ ヘイアウ

2012-11-20 14:39:01 | ハワイの自然



ヘイアウとは、古代ハワイ人にとっての神聖な場所のこと。


ヘイアウは、山の中にひっそりとあることが多いのだけれど、この ウルポ ヘイアウは住宅地に近い場所にある。




ごろごろとした石が、ぎっしりと積まれている。

この石は、はるか遠くから人間が運んできて、ひとつずつ手から手へと渡しながら積まれた。




元はこんなふうになっており、この平らな舞台のような場所で、祈祷や儀式を行ったらしい。



歴史を感じる碑があった


バナナの皮で何かを包んだものや、レイがお供えしてある。

誰かがこうして祖先を敬っているのだろう。

私はハワイアンじゃないよそ者なので、入れるのはここまで(という気がしている)

碑には、このヘイアウの北西の角を奥に進んだところに、メネフネの作った井戸があると書いてあった。


メネフネは、ハワイに伝わる伝説の小人たちのことだ。


実はこのメネフネ、ただの伝説ではなく、ほんとうに信じている人もたくさんいる。

(夫も高校生の頃に、庭に繋がるジャングルで見た一人)

今年、カウアイ島に行ったときの不思議な体験もメネフネがらみだったし、

ハワイには、そういうことを自然に信じられてしまうパワーがある。



このヘイアウにあると言われる井戸。

そこまでは踏み込めないけれども、きっとそこは本当にメネフネの井戸なのだろう。






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ノースショアが熱い冬

2012-11-18 08:52:12 | ハワイの自然
ハワイも夏が終わり、雨が多く、朝晩は肌寒い冬になってきた。


夏の間、サウスショア(ワイキキのあたり)にサーフィンに良い波がやってきて、

冬になるとノースショアがサーフィンのメッカになる。

サウスショアは、沖のほうに出たところに波があるという感じだけれど、

ノースショアは海岸に打ち付ける波が、もう半端なく大きい。




ちょっと今日は波見物に。





いきなりこれだもの。

海岸に近づくにつれて、地響きに近い音が、足の裏を伝わってくる。

この大きな波の中、サーフィンじゃなくてボディサーフィン(何も持たず、足ヒレだけをつけて波に乗る)をしているツワモノもいた。



意気揚々と海に向かう若者たち







波が壊れるとき、波に呑まれた人間が水中をシルエットになって、洗濯機の中の洗濯物のようにぐるぐるとまわるのが見える。

夫の話だと、そういうとき、上も下もわからなくなるのだという。

あわてて海面に出ようと、上だと思ったほうに泳ぐと、それは海底に向かっていることもあって、

体の力を抜いて、なすがまま、お任せにするのが1番らしい。



「3度の飯よりサーフィンが好き」という人たちは実際にいて、

暇さえあればサーフィンをする。

夫でさえ、1番ハマっていた高校生時代には、授業の前と後に波の乗り、日が暮れると

「えー、あと12時間もサーフィンができない」

と残念に思っていたという。



サーフィンどころか、泳ぐこともままならぬ、深い場所がこわい私には想像もつかない世界だが、

そういう人たちのパッションを外から眺めるのは楽しい。






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ペレのガーディアン達

2012-11-17 21:06:27 | ハワイの自然
ペレはハワイの女神。

ハワイ島のボルケーノ(火山)の女神でもある。

そのペレが、ペレのお付きの者達を石に変えたという場所がある。



Pele’s Followers


石に変えたのは、永遠にそこにいられるために。

ペレって、激しくて熱くて(火山だけに)、すごく気が強いイメージがあるから、意地悪で石にしてしまったかと勘違い・・・

石になった5人は、カパア、カパアの妻ヒナ、彼らの息子のクアパカア、カアレヌイ、カアレイキ。




沈みはじめた太陽をバックにお付きの石たち






ペレのお付きの人たちに挨拶をしたあと、近くの海岸で夜のピクニックをした。

夕飯は、出掛けに作った「唐揚げ弁当」

写真、左手は、炎のついた棒を2本、回転させながら踊る正体不明の人。ひとり大道芸。

のどかなのどかなハワイの夜。






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I CHING (易経)

2012-11-16 08:14:00 | 日記


イーチン と読む。

夫が離婚した13年前、人生の大きな変化の中でこの本を買ったらしい。

そのときに少し使っただけで、あとはずーっと本棚の隅に追いやられていた。


びっくりするほど明るく仕事を辞め、

人生の転機に立っている夫が、この本を引っ張り出してきた。

「すごいよ、イーチン!」


さて、これは何かというと、私もまだよくわからない。

中国の「易」のひとつだと思うのだが、3枚のコインを6回投げて、裏は2、表なら3で、出た目を足す。

出た目によって - - か - のラインを引き、





この表を使って、該当する項目を割り出し、

その日の運勢(というより心の在り方)をみる。

項目は64あり、



こんなふうに詳しい内容が書かれている。



中国の易をまったく知らない私は、この中身を知るまでは、待ち人が来るとか来ないとか、そんな程度の「おみくじ」みたいなものかと思っていた。

しかし実際にやってみると、

これがなかなか深い。おみくじというよりも、オラクルカード。

不思議と昨日の項目とつながりがあったりするし、なんとも不思議なものなのだ。

それ以来、夫と二人で毎朝これを引いてノートに書き留めている。



ぎっしりと興味深いことが書いてあるのだが、いかんせん英文は読むのに手間隙がかかって仕方がない。

それで日本語訳を探してみた。

ネットで1冊買い、日本の本屋でも何冊か見てみたけれど、どれも内容はおみくじ程度で、

しかも、易経の歴史とか余分なことが多すぎて、言葉づかいもわかりづらい。


そこで私は、これを翻訳し始めた。

時間がかかる。すごくかかる。なかなか進まない。

64項目訳し終えるまでに飽きないといいけど。










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