太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

サンクスギビングデー

2012-11-23 10:08:46 | 日記
今年のサンクスギビングデーは22日。

日本人にはまったく馴染みのないこの祝日は、アメリカ人にとってはクリスマスと並んで、日本人のお正月に匹敵するほど大事な日だ。

多くの日本人がお正月を家族や親戚と過ごすように、普段は離れている家族に会いに行ったり、

今年のサンクスギビングを家族とどう過ごすか、それはとても大切なことなのである。

我が家の場合、夫の兄ファミリーや、叔父叔母がシアトルに住んでいるので、

クリスマスかサンクスギビングのどちらかをシアトルか、ハワイで過ごすことになっている。



昨年は、サンクスギビングに夫の両親がシアトルに行き、クリスマスに兄ファミリーがハワイに来た。

今年は夫の両親がクリスマスにシアトルに行くことになっており、

サンクスギビングは友人やらを招いて、パーティをした。





今年は12人。

普段のパーティは、ほとんどビュフェスタイルだけれど、サンクスギビングは一つのテーブルに座る。

オーブンではまるごとの七面鳥が焼けていて、

ぞくぞくと人が集まってくる。






七面鳥が焼けたら、中に詰めたスタッフを取り出してお皿に盛り、電動ナイフで肉を切り分ける。

一抱えもあるハム。

アスパラ。

膨大な量のマッシュポテト。

七面鳥から出た汁で作ったグレイビーソース(叔父が作るグレイビーは絶品)

コーンブレッド。

クランベリーソース(これは夫担当。少しスパイシーなソース)

4種類のベリーと葡萄のソース。



こうして美味しい食事ができることを感謝するお祈りをみんなで捧げたあと、

賑やかな食事が始まる。



別の部屋では、デザートコーナーができていて、たくさんの「かぼちゃ関係」のデザートが並ぶ。


パンプキン ピーカンパイ


ピーカンというのは、クルミに似たナッツ。



パンプキンとピーカンのミステリーパイ

叔母作のこれは、中にクリームチーズが入っていて、甘さ控えめで美味しかった。



パンプキンクランブル


これは私の日本語の生徒のママが作って、前日に持ってきてくれたもの。

持ってきてくれたときは、オーブンから出したばかりで熱々だった。

カボチャのプリンのようなものの上に、香ばしくて甘いクランブルが乗っている。



このあと、さらに2種類のパイが届いて、どれも少しずつ食べたいのだけれど、

さすがに全部は無理だった。



お昼頃から人が集まり始めて、食事は2時半ごろから。

そのあと7時過ぎまで、飲んだり食べたりおしゃべりしたり。

私にとっては、アメリカ人ほど思いいれのない日ではあるけれど、

私と夫だけだったら、きっと何もしないであろうこの日を(夫はアメリカの行事にあまり興味がないのだ)

こうして体験できるのはありがたいことだと思う。







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