太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

照れ隠し

2015-04-06 21:12:13 | 日記
仕事のあと、車で信号待ちをしているときのことだ。

歩道を14、5歳の少年がスケートボードで滑っていて、

バランスを崩して足を着いたところで、ちょうど私と目が合った。

彼はものすごく爽やかな笑顔を、顔一面にほころばせた。

私的には、思いがけず仲良しの友達に出会った時のようなレベルの笑顔である。

その笑顔には、照れ隠しといった自嘲さは微塵もない。

私は無意識に笑い返していた。


失敗した時には、ああすればいいのか。

走って走って、電車に乗れなかった時。

乗りまーす!と追いかけたのにバスが止まらなかった時。

知り合いだと思って手を振ったら、別人だった時。

気取って歩いていたら、靴のヒールでコケそうになった時。

人一倍そそっかしい私には、そんな場面が腐る程ある。


そんな時、私はなるべく周りを見ないようにする。

つまり、目撃者と目を合わせたくないのだ。

そして、何もなかったような、あるいは、全然気まずくなどないのだというフリをする。



今度、恥ずかしいことが起きた時、あの少年のように笑ってみたい。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (タコたん)
2015-04-10 00:07:05
もちろん靴下に穴があいているのを
イケメン先生の前で気づいた時も。。だね(笑)

誰が師匠だって?
タコたん (シロ)
2015-04-11 17:05:06
そーそー、
靴下の穴をバッチリ見られたときにも、爽やかに笑うのよ。
師匠?
もっちろんタコ先生しかいないでしょーに。

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