太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

楽しいと思うこと

2024-06-06 08:58:20 | 不思議なはなし
私の本質がどう思っているのかなんて知ったこっちゃない、
生身の私が嫌だと思うことを言われたくない、という理由で、レイナのロミロミにはしばらく行っていなかった。
レイナとは移住した時からの付き合いだから、もう13年。この13年の間に、レイナはどんどんスピリチュアルのスキルを上げていって、今は半分エンジェルリーディング、半分ロミロミ。

シュートメが、ヨーロッパに行く前に、留守を預かってもらうお礼にと、私と夫にレイナの施術のギフトカードを4回分くれた。
肉体労働の夫が全部使えばいいと思っていたのに、夫の予約と共に私の分も取ることになってしまい、
結局、レイナに会いに行った。




レイナの住まいまでの小径は、おとぎ話の世界のよう。
ドアに辿り着く間に、清浄なエネルギーのシャワーを浴びてクリアになっていく。

レイナは夫と同い年で、初めて会った時から、とても懐かしい感じがした。
まるで従姉妹のような。

エンジェルリーディングはいいからロミロミだけやってくれ、という心の声をよそに、ふんわりとリーディングに入っていく。

「ダンス、好き?」
「いや、全然」
「ダンスしてるの、見えるよ。こんなふうに足を、ね」
そう言って、レイナは立って、両足を交差させたりしてみせた。

私のインナーチャイルドが、『楽しい!!』と思うこと。
知らんよ、私はインナーチャイルドに、もうずいぶん長いこと話しかけていないもの。
私が、『楽しい!!』と思うこと。
自分のことなのに、咄嗟に浮かんでこなかった。


インナーチャイルドは、ダンスをしてみせたが、それは実際にダンスをするというよりも、楽しいと思うことの象徴ではないかと思う。

ロミロミの最初に、全チャクラを調整してくれた。
仕事は、私をグラウンディングさせてくれるもの。
絵だけをやっていると、ふわふわと浮いてしまうのかも。

2時間半は飛ぶように過ぎた。
あれから、私はずっと気になっている。
インナーチャイルドは、私の一部であっても、ちゃんと向き合わなければわからないことがあっても仕方がないが、
私が私だと信じている生身の私が、何を楽しいと思っているのか答えられないとはどういうことか。

日常のことに流されて、目の前に起きてくることの繰り返しの中で半自動的に生きていた。

職場や家で大笑いしたり、嬉しかったり楽しかったりすることはあっても、それと私が「楽しい!」と思うこととは違う気がする。
作品作りに没頭しているとき、時間を忘れて、楽しいと思うけれど、他にもあるはず。

私は私と、もっとちゃんと話し合って、私のことをもっと気にかけて、
私の「楽しい」をもっと真剣に考える必要があるだろう。
突如、レイナに会いに行くことになったのは、私の深い心の叫びだったのだと思う。






そんな休日

2024-06-06 08:11:16 | 日記
朝6時、夫を送り出して、ドライブウェイの石垣の雑草取りに励む。
20m近くあるドライブウェイの両壁は石垣になっていて、石の隙間から雑草が盛大に育っている。
見た目はともかく、自然の石を積み上げた石垣には隙間があって、そこに植物の根が張りすぎると石垣が壊れてしまう。
昨夜、少し雨が降ったから、雑草抜きにはもってこい。暑くなる前に済ませてしまおう。
奮闘すること30分。
じっとりと汗がにじんでくる。
このあとは、庭の見回り。
長靴に履き替えて、長袖を羽織り、バナナのチェックをし、
柑橘類の樹にたっぷりと水をやり、花がらを摘み、あっという間に1時間経過。
週に1度、庭師が来てくれるが、それだけでは追いつかない。
義両親がほぼ毎日、庭に出て何かしらやっているのを横目に見ているだけだけど、彼らの留守には私がやるしかない。


今日は車検の日。
アメリカの車検は毎年義務づけられているが、日本の車検に比べたらずっと簡単。
予約を入れた日に、任意保険のカードと、車の登録証(税金を払うともらえるもの)を持っていくだけ。
何もなければ15分ぐらいで終わるし、価格も2000円ぐらい。

車検をしている間に、近くのモールに行った。
昨年、ワイアホレ ポイ ファクトリーの出店がモールにできた。
ポイ ファクトリーは、我が家と職場の間にある老舗で、私はそこのSweet ladyが大好物。
Sweet lady

カップの下に、温かいポイが入っていて、その上にココナツアイスクリームが乗っている。
ポイはタロイモを蒸したものを、水を加えながら根気よく練り上げて作る。
できたら、室温において発酵させる。できたては甘くて、時間がたつと酸味が出て来る。
ポイにはビタミンやミネラルが豊富で、腸内環境を整える効果もあって、ハワイではベビーフードとしても使われる。
独特の味があって、好き嫌いは分かれると思うが、私は大好き。

これを食べながら、持ってきた本を読んでいると、車検業者から電話があった。
左側のスモールライトの電球が切れているので車検できないけど、こちらで替えてもいいか、と言う。
もちろんである。
さらに10分、車検終了。

車を受け取ったら、フェデックスに行く。
フェデックスは、コピーや荷物の配送ができるところで、ここで私の作品に付けるバイオをコピーするのだ。(バイオとは、「著者近影」みたいなやつに簡単な説明をつけたもの)

100枚コピー中。
1枚で2つ取れるので、200枚のバイオができる。


天気がいいので、パリハイウェイにある花屋に足を伸ばした。
ピンクのランタナと、名前を知らない紫の花を2つ買う。

帰宅して、明日の夕飯にするビーフシチューを作る。
明日は仕事だから、温めるだけにしてあると楽。
あとは夕方まで、作品作りに没頭した。

そんな、休日。