5月24日金曜日、夫が夕食は普通に食べたあと、急に鼻が詰まり、喉がイガイガしてきたので早めに風邪薬を飲んだ。
良くなったり悪くなったりを繰り返し、月曜日にはとても仕事に行ける体調ではなかったので休んだ。火曜日もまだダメで、水曜日の朝、試しにコロナウィルスの検査をしてみたら、陽性だった。
私はずっと一緒にいたのに、陰性。
ネットで調べたら、今はコロナは自宅療養だけで治るものらしい。
熱はないが、倦怠感と軽い咳、ものがまっすぐに見えにくいのは耳鼻が詰まっているせいかもしれない。
味覚も鈍っているらしい。
先週1週間、仕事を休んだ。
転職して2週間もたたないうちに1週間以上の病欠とは、病気だから仕方がないんだけれど、なんだかこのままフェイズアウトになるのでは。
体力勝負の職種だから、完璧な健康体でなければつとまらない。
明日の月曜日は仕事に行ってみる、と言っているけれど、どうだろうか。
もう感染する時期は過ぎているから、出歩くのはいいとしても。
ネガティブな妄想は、ここぞとばかりに勢いを得て、このまま体調が戻らなかったら私は働く日数を増やそうかとか、やけに具体的になっていく。
特に夜はいけない。
夜の魔法は、ものすごく強力。
「これは何のチャンスだろう?」などと口で言ってみても、強がりにしかならないときがある。
そういう時は、作品の創作をする。
あるいは、土を触る。
庭の木々に水遣りをする。バナナが3房、数週間のうちに収穫できそう。
ライムがけっこう増えてきて、パパイヤも黄色くなってきた。
見よう見まねで伸びすぎたポトスの剪定をする。(右はボーイ猫の尻尾)
伸びた茎の節にある根を、鉢の土の上にぐるりと回して固定すると、閑散としてしまった上の方がにぎやかになった。
切った大量の茎葉は、短く切って水に差し、根が出たら集めてポットに植えよう。
今年もブルージンジャーが咲いてきた。
ハゲに近かったモンキーポッドも、あっというまにフッサフサに葉を茂らせている。
大好きなアンスリウム。どうしてこんなにかわいい色で咲くんだろ。
it is what it is.
同僚のKが、よく言う言葉。
直訳すれば、それはそれでしかない、になるけど、なるようにしかならない、それ以上どうすることもできない、という感じだろうか。
起きてしまったことを、くよくよしても仕方がないが、
まだ起きてもいないことを、気に病んでくよくよするのはもっと仕方がない。
このことには何の意味があるんだろう、と考えるのも、バカバカしい。
意味なんて、わからないことのほうが多いし、わかったとしてもずっと後になってからわかるもの。
そもそも、すべての都合の悪いことに意味があるとも思えない。
それはただ、納得して心の痛手をいくらか軽くしたいがために、もっともらしい意味を作り出したいだけだ。
なんかよくわからないけど、これはもっとハッピーになる過程のひとつに違いない、と自分を励ますのが精いっぱいである。
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