間もなくお雛祭りですね。
上のお雛様は知人のお宅のお部屋に飾られていたものです。
このようなこけしのお雛様があることを初めて知りました。それにしてもなんともゆかしくも雅な華やかさのあふれる上品なお雛様でしょう!
それもそのはず、このこけし雛は、各コンクールで70回以上の受賞を誇る伝統工芸士「柿澤是隆」氏の夫人で弟子でもある柿澤真理子氏が創作したものなのです。彼女もまた各コンクールで多数の受賞歴があります。
知人の話によると、真理子夫人は出身は宮城県ではないのですが、こけし工人の是隆氏がその地を訪れた際に出会い結婚にいたったとのことです。そして是隆氏の弟子となりこけし工人としても腕を磨いたのでした。
知人はその情熱的でロマンチックななエピソードとともに、このお雛様をとても気に入られてお嬢様と同居はしていませんが、季節がくると取り出して愛でているとのことです。
是隆氏は28年に他界し、現在は、奥様の真理子氏と息子さんの是伸氏が工人として制作しておられるようです。お店の名前は「柿澤こけし店」です。
http://sky.geocities.jp/kakizawa_narugo/
知人のお宅にはこの他に玄関にもお雛様が飾られていました。以前紹介した仙台の「堤焼」のお雛様です。(下の写真)
壁にもありますね。
お部屋の中には、初めのこけし雛の隣にまたまたお雛様たちが飾られていました。(下左の写真)そしてお手洗いにも。(下右の写真)
日本の情緒をそこここに感じて心が温まるようなひと時でした。
いろいろ雅なお雛様を飾って楽しむ生活はステキですね。
どっこい我が家は母がインフルエンザB型で寝込んで、大変! 熱が上がらなかったのでインフルエンザとはわからずに大騒ぎ。知人の奥さんとお嫁さんもB型で今寝込んでいるとかで、身の回りはちっとも春遠からじではなあい……。
すっかりお雛様を飾って楽しむこと忘れているけど、息子がひな祭りの生まれなのだから、せめてその日は穏やかな一日を過ごしたいものでーす
今年は、インフルエンザの種類がA・B2種類で同時に流行したのでいつもより広がっていると聞きました
この近辺の学校でも大分学級閉鎖になったようでした
年配の方の病気は若い人に比べて分りにくいのですね。毎日気が休まらなかったことでしょう。大変な3月だとは思いますが、今からウン十年前にどんぐりさんのお雛祭りを喜んでお祝いしてくださった時のお母さまを思い出す3月にして頑張ってほしいと思いますでもご自分の健康に気を配ることも忘れないでね