石巻白梅ししの会便り

石巻のためにできることを一緒にしようね!!

石巻川開き・仙台七夕

2015年08月27日 | 日記

 上の写真は、再開通したばかりの仙石線の車内にあった広告です。

 東日本大震災から4年を経過した今年の川開き   私は今年は行くことができませんでした。ので、報道記事により想像していました。

 こんな記事見出しがありました。

 {川開きの「華」5年ぶり  石巻・手作り七夕}

 今年七夕飾りが5年ぶりに復活したということです。新聞の写真には、華やかな色彩のくす玉の下にひらひらと風になびく吹き流し。そしてその下に上を見上げながらあるいている人達の涼しげな様子が写し出されていました。飾りは丈が高く見えました。

 場所は、石巻中央と書いてありました。

 今年私は、たまたま仙台七夕の当日一番町から中央通りの七夕飾りを見て歩く機会に恵まれたのですが、その飾りに比べてとてものびやかな印象を受けました。多分、仙台と違ってアーケードのない所だからでしょうか?なにしろ七夕飾りの隙間には青空が見えるのですから!

 地域のまちづくり「ISINOMAKI(石巻)2.0」が商店街主体から市民参加型にしてよみがえらせたそうです。

 市中心街のアイトピア通り(約250㍍)沿道に高さ10㍍の竹が24本設置され、和紙等で作られた色とりどりの飾りがつるされ、行き交う人が足を止めて見上げていたとのことです。

 70年以上の歴史がある七夕飾りについては、石巻2.0が川開き祭りに合わせてまちづくりを考えるイベントを開催し、飾りを造るワークショップは、東京と石巻で計13回開催し、のべ500人以上が参加したそうです。

 アイトピア通りで商店を営む方が「七夕飾りのない祭りは寂しかった。商店主だけでは再会できず、ありがたい。若者たちに伝統を引き継げたらいい。」

と語ったということです。

 小さい頃、花火を見に家から歩いていく時に、商店街に入ると飾りの中を歩くようになり、ワクワクしてきたものです。

 今年も、きっとだんだん気持ちが盛り上がっていく通りになったことでしょう。本当に良かったと思います。石巻2.0の方々に感謝!です。

 また、昨年から復活した「孫兵衛船競漕」も行われました。

 レースは、石巻大橋ー内海橋間の400㍍で実施され孫兵衛船(全長10㍍、12人乗り)45チームと女性向けのミニ孫兵衛船(7,5㍍、8人乗り)に13チームがエントリーし、震災前の規模に戻ったそうです。

 毎年参加している男性職員(北上川の管理の仕事)に触発され参加を決めたという女性職員もおり、「川が市民生活に根差していることをあらためて感じた。」等の感想を話していたとのことです。

  「川」と「海」とは切っても切れない石巻ですね。そして山もあり本当に自然に恵まれた土地ですね。

 もう一つ、川開き祭りでは、東日本大震災の犠牲者を悼み、鎮魂と復興を祈る灯篭約5000個が旧北上川に浮かべられました。

 少しずつ、回復してきている「川開き祭り」が感じられます。これも多くの心ある方々の支援によるものと思います。支援の思いの結晶の一つの「石巻川開き祭り」行くことはできませんでしたが、嬉しいニュースでした。

 石巻の七夕飾りの写真は撮れませんでしたが、仙台七夕の飾りをたくさん写したので紹介します。

 仙台七夕飾りも時代とともに工夫され変化してきているようです。昔の飾りをご覧になった方、いかがですか?今年の飾りつけは。