石巻白梅ししの会便り

石巻のためにできることを一緒にしようね!!

東北自動車道の蓮田SAで石巻の製品見つけた!!

2020年09月09日 | お便り

 どんぐりさんからお便りが届いていました。

 6月末のお便りです。ちょうどコロナ渦での外出自粛が解除されたころのものです。

 upの時期がずれてごめんなさい。

 それでは、さっそくお手紙拝見いたしましょう。

 

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 東北自動車道の蓮田SAで石巻の製品をみつけた

 

コロナ禍で、県境を越えての移動ができなかったのが、やっとできるようになったのを機に、

行きたかった栃木市に1泊で夫と行ってきました。

小江戸の風情を残す蔵の街と聞いていたので、ふらりと行って歩いてみたかったのです。

東北自動車道を車で行くのは、何年ぶりのことか。

「昔はこれで石巻まで行ったわねえ」と、もうあり得ない昔の旅の話をしながら、この辺が限界かと思われる栃木市に行ってきたのです。蔵がすばらしかったですよ。

ただせっかくの栃木市の材木問屋の歴史を語る公立の立派な博物館がないため、ピントが外れた展示の仕方でもったいないなあと思いました。センスがないとも言えますね。宿は山深い一軒家で、料理も湯もよかったです。

しかし帰りは、車が街道の道の駅に入り損ね、また入りたいPAを過ぎてしまい、東北自動車道最後のSAに入ったときは、私は機嫌を損ね、お土産を買いに行く気にもなりませんでした。でも夫に促されて、SAの建物に入ってみたら、驚きました。お土産をおいてあるコーナーに、地元埼玉のもののほかに、青森のもの、岩手のもの、仙台のもの、石巻のものなど、たくさんあるのです。

石巻の海の加工食品も、センスのいいデザインの包装で、驚きました。今までとちょっと違う。私は石巻の笹かまが欲しかったのですが、仙台の阿部の笹かまがあったので、石巻のものは置かなかったのでしょう。残念!

生鮮食品はまた別のコーナーになっていましたが、そこには地元の会社が作った寿司や弁当や野菜果物など、すぐに食べられそうなものがありました。

お土産を買いたかったので、阿部の笹かまと、他県のお菓子類を買いました。

レジで、「どうしてこんなに東北のものばかりあるのですか?」と聞いてしまったら、「東北自動車道ですから」とさらりと言われて、しまったと思いました。みんな東北に行って買い忘れたお土産をここで買うわけでしょ、私みたいに。

今回は山に行ったのだから、石巻の海のものは買う気にはなれませんでした。笹かまは欲しかったんですけどね。

「故郷のなまり懐かし停車場の人ごみの中にそを聞きに行く」は啄木の歌だけど、東北自動車道の蓮田SAで石巻の製品をみつけたのも、今流故郷との出会い方で、啄木みたいな気分になりました。

 

 

 

 

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 最後?のSAで、お土産が買えてよかったですね。

 東北自動車で栃木の方まで行ったことがなかったので、そちらにあるお土産物等は考えたこともありませんでした。

 嬉しいですね。

 まだまだ、収束しそうにないコロナのせいで、女川の牡蠣養殖の方が今年の売り上げが大幅に減って借金の支払いの予定が狂ったという話が報道されていました。

 また、ある番組では、海産物の販路を料亭や食堂だけでなく一般家庭等のも広げていく必要があると話している方もいました。

 

 そこの蓮田SAで、もともと東北のお土産を買う人が増えてほしいです。

 

 


マスク事情

2020年09月04日 | 活動

    藍染のマスク

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 今年は年明けからコロナ騒動で自粛をし、夏は記録破りの暑さで、またまた年寄りにとっては熱中症が怖くて外出が危険な状態となり、自粛が安全ということになってしまいました。

 自分が関係する様々なイベントも次々に中止となりました。ちょっとゆとりができたような嬉しさもありましたが、だんだん活動が少なく物足りない気分にもなってきました。 

 

 そんな日常で行動するときに、忘れてはならないもの...それは、「マスク」です。

 

 上の写真は、藍染のマスクです。いろいろなマスクがでてきています。

 

 3月ごろから新型コロナウィルス感染症が猛威を振るい始めマスクが必需品となりました。

 使い捨てマスクは結構持ってはいましたが、(防災用具の中に入れて置いたものがあったり、2~3年前にインフルエンザにかかった時、箱でいくつか購入していたものがあったので。)巣籠生活で外出が極端に減ったのでマスク作りを始めました。

 初めは、ハンカチで簡単なものを。次には手ぬぐい生地の模様の気に入ったもので。家族に配布。

 

 その内、だんだん温かくなってくるにつれて、ウォーキングの時に息苦しいので、もっと涼しいものを、と考え、通販による、息があまり苦しくないというものを購入。

 初めは、良かったけど、暑さが厳しくなるにつれ、もっと涼しいものがあれば、と思い麻と木綿の混紡のもので制作。

 

 さらに、夏が深まるにつれ、今年も暑さが厳しくなり、ますます涼しいマスクが欲しくなる。

 ホームセンターにマスクが豊富になってきて、「ひんやりマスク」なるものも並び始めました。一応買ってみました。

 ちょっと、写真はないのですが、思ったほどではなく「やっぱり暑いよね。」との感想が他の人からも聞かれます。

 

 そして、見つけたのが、初めの写真の藍染のマスク。

 肌にも良く、薬にも使われるという藍。

 仕立上がりで高価ですが、どれくらい涼しいのだろうと思い購入しました。まだ使っていません。

 

 自作で大量生産できる涼しいものはないかと、水につけて振るとひんやりするというあの生地で作ってみました。

 

 でも、出先で水につけるのは、ちょっと不便。

 

 また、別の布を見つけました。

 ひんやりするという布です。作ってみました。

 試作品なので、手縫いです。縫い目が荒いです。

 でも、これはいけそうとのこと。試すのは仕事中ずっと装着義務のある人です。

 

 そんな時、マスクの話をしていると、ある人が、友人に勧められ購入したマスクがとても良いと紹介してくれたものがありました。

 彼女のつけているそのマスクは薄いエメラルドグリーンで柔らかそうな優しい色合い。

 それは「近江上布(おうみじょうふ)」という布で作ったマスクで地元から取り寄せたとのこと。洗っても乾くのが早く一枚だけでも毎日使っていられるとのこと。麻です。

 価格は安価ではありませんが、麻という素材の持つ優れた特徴に改めて気づかされました。

 

 なんでも、今回のコロナで麻が魔除けになるということで買い求める人が増えたという話も聞きました。

 アマビエといい、困難な時には、昔の知恵や言い伝えにもすがりたたくもなるのでしょうか?

 

 マスクを忘れられる日はいつくるのでしょうか?

 

 マスクの転売の禁止が解除されましたが、国産のマスクの需要に対しては、まだ充分ではないようです。

 おしゃれに使うのも良い知恵だとは思いますが、私としては笑顔の口元が見えないのと、人相が分かりにくく話しかけづらいことが残念だと思うこの頃です。

    

 これらは、市販のマスク。