石巻白梅ししの会便り

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「2020東京五輪・パラリンピック」の副賞「ビクトリアブーケ」に被災地の花!!

2020年01月10日 | ニュースから

   

 ひまわり              バラ                 バラ

 

 新年おめでとうございます! 今年が皆様にとって良いお年になりますように!!

  また、世界中にとって良い年になりますように!!

 2020年、 令和2年、始まりました。

 様々な想定外や驚くニュースの多い昨今ですが、その中でも明るいニュースというのが、今年は「2020東京オリンピック」ということになるでしょうか?

 そして、復興オリンピックと言われた今年のオリンピックの具体的なことが着々と決定しつつあります。

 その中で、昨年決まった嬉しいことの一つに、大会のメダリストに副賞として贈られる「ビクトリアブーケ」が、東日本大震災の被災地3県の花が中心に使われると発表されたことがあります。

 宮城県からは、五輪用にはヒマワリ、パラリンピック用にはバラ。(初めの写真)

 福島県産のトルコキキョウ。 福島産のナルコラン

 岩手県産のリンドウ。 等々。

その他東京都のハラン  等を中心に作成される予定です。(写真はイメージです)

 

 副賞にブーケが採用されるのは14年ソチ大会以来で、記念品として自国に持ち帰るようにそれぞれに大会マスコットのぬいぐるみがとりつけられます。

 五輪用はミライトワ、パラリンピック用はソメイティの大会マスコットが取り付けられます。

 

 ちなみにソチ五輪までは基本的にブーケがつかわれており、16年リオデジャネイロ夏季五輪は、木製の記念品、18年平昌冬季五輪ではマスコットだったそうです。そしてセレモニー大会会場ではオブジェを渡したとのこと。

 そこまで気をつけたことはなかったけどいろいろ国によって工夫があったのですね。

 そういえば、日本でも初めは、何か日本らしいものということで焼き物が良いのではないかとの案があったようです。

 それが、被災地産の花中心のブーケとなったことは、今回のオリンピックの意味をよりはっきりと世界に発信することにもなり私たちにとっても嬉しいことです。

 

 

 ブーケ作成には、ブーケのデザインを提案した日本花き振興協議会も協力します。

 日本花き振興協議会の磯村信夫会長は、

「ブーケの花は東日本大震災の被災地で生産されている花を活用して制作することにより、震災に際して、世界の皆さまからいただいた温かい心遣いに対し、感謝の気持ちを伝えるとともに、被災地の皆さまへの励ましの一助になればと思っています。東京2020大会期間中、約5000個に及ぶビクトリアブーケを作成し、毎日の表彰式会場に確実にお届けするため、日本花き振興協議会は引き続き花き業界一丸となって取り組みを進めてまいります」とコメントしています。

 大会が始まったら表彰式毎にぜひ「ビクトリアブーケ」にも注目したいと思います。

 

 宮城県のオリンピックの競技会場としては、利府町の宮城スタジアムのサッカー競技場があります。

 利府駅から競技場までの道のりに、外国からのお客様のための「お・も・て・な・し」の企画をさっそく考え始めているようです。

 どういうことができるのでしょうか?良いアイディアが浮かぶと良いのですが...。「予算がどれくらいおりるのか...?」と関係者の方はおっしゃっていました。

 その頃利府街道はますます混むのでしょうね。

 

 昨年のラグビーワールドカップの試合会場となっていた釜石では、大型台風の直撃を受け、試合は中止になってしまったのですが、試合に参加するはずだった外国の選手たちが、あのがっちりとした逞しい身体で被災の後始末を手伝ってくれたのです。住民の方々は本当にありがたく心強く思っている様子でした。

 釜石の住民のある方は、外国の選手の皆さんにあげようと、手作りのティッシュケースをたくさん作っていて差し上げました。飾りもつけた手をかけ真心のこもったものでした(確か着物の生地で作ったものだったような気がします。)いただいた外国の選手の皆さんも珍しい日本らしいものを興味深く眺め嬉しそうでした。

 素敵ですね。

 でも、それは岩手らしい感じがします。

 宮城らしいおもてなしにはどんなものが考えられるでしょう???

 

 平和の祭典「オリンピック」。

 平和の中で開催されてほしいです。