今回はモデルなし。色の刺激を頼りにイメージだけを織り上げる。
織る素材は薄茶の紙と4色のマーカー。
前回使ったグレーから2色と 茶と青。
織物を糸の色でデザインするように、紙の上に色をつないで何かをつくる。
まずは薄いグレーで ぼんやりとしたかけら。
これを少しずつ盛り上げていこうと思う。
描きながら次を考えるので、とても気楽。
何より失敗がない。何でもあり。自分が自分を楽しむようなもの。
今回はモデルなし。色の刺激を頼りにイメージだけを織り上げる。
織る素材は薄茶の紙と4色のマーカー。
前回使ったグレーから2色と 茶と青。
織物を糸の色でデザインするように、紙の上に色をつないで何かをつくる。
まずは薄いグレーで ぼんやりとしたかけら。
これを少しずつ盛り上げていこうと思う。
描きながら次を考えるので、とても気楽。
何より失敗がない。何でもあり。自分が自分を楽しむようなもの。
以前、古めかしい柄だなぁと思って仕舞い込んでいた羽織り。
探し物をしていてふと見ると、なんか可愛い。あれ ? こんなんだった ?
白と緑の松、緑と紅のもみじ、梅の花、菊の花、そして多分桜。そして鳥。
季節を限定しないで着られるようにいろいろな模様が入っている。
夏は ? と探して気づいた。夏は暑いから羽織りは着ないのか。
実に合理的な文様。そして控えめ。
下に着る着物との相性を考えて、あえて控えめにしているのかもしれない。
着物の仕立て自体、とても合理的にできている。
そして、羽織りの文様にもこんな工夫を凝らしているのか。
今は贅沢品のようになってしまった着物。
こんなに馴染みやすくて合理的なものなのに、なんで着なくなったんだろう。
着方とか季節合わせとか、決まりを作りすぎたからなのかなぁ。
若い人たちが個性的な着方をして、着物も見直されている気配もある。
洗練された和装の文様に、また出逢いたい。
2週間後は母の日らしい。花屋の看板でそれを知る。
新しい部屋着が欲しくて探していると、やたらエプロンが並んでた。
今思えば、母の日のプレゼントに買ってもらおうと言うことだったのか。
死後の母に白いカーネーションを供え、参列者に配ったのが始まりという。
キリスト教では赤はキリストの血の色を指すというが、仏教徒には関係ない。
昭和の学校では、死んだ母にだけ白いカーネーションとなった。
今はそれも差別ということで 赤いカーネーションに統一された。
カーネーションということは揺るがなかったんだな。
母の日の赤いカーネーション、クリスマスの白いシクラメンは定番になった。
どちらも素敵な花だから何の文句もない。
でも、他の花だって素敵だよ。
どんな理由でもいいよ。とにかく花を買ったり贈ったり飾ったりしよう。
こういう景色を眺めて暮らしたい と、ずうっと思ってる。
そんな思いを絵に描き込んできた。
春はたんぽぽの綿毛、夏は緑葉の風、秋には流れる水の音、冬は雪。
憧れを実現させる努力をしたのだろうか。
そこそこお利口に振る舞って、そこそこ普通に暮らして・・・
そのうち・・・と言いながら、残りの時間はどんどんなくなる。
数年前、夢を叶えたという人のアトリエに招待された。
「やりたいことには ちゃんと向き合わないと」
その言葉はいつも耳の後ろから聞こえている。
自分のやりたいことをやるためには、捨てるものがある。
捨てるものの方が圧倒的に大きい。
そう思ううちはそれらを捨てられないから 今もぐずぐずしてる。
この頃思う、憧れや夢は、そのまま憧れや夢でもいいかもしれないと。
無理して叶える夢は、自分の選ぶ夢ではないと思うようになった。
臆病で怖がりで 夢みるのが得意で ときどき弾ける。それでもいいかな。
白樺樹液100%という飲料を買ってみた。
ほの甘く、とろっとした感じもある。
珍しさで飲んではみたけれど、効能やアレルギーについては知らない。
化粧水として使うこともあるらしい。
いちばん気になるのは採取方法。
長野県林業総合センターによると、直径1㎝の穴を開けて管を入れるとある。
少しずついただくことで樹の命は守れるそうだ。
採取できるのは春の1ヶ月だけ。
なんだか とても貴重なものを分けてもらっているようだ。
樹液でよく知るのはメイプルシロップ。美味しいな。
どちらも古くから採取されていたらしい。
ゴムや漆も樹液。意外と我々の身近にある。
樹と人との関係は長いし深い。
樹を好きなのは、樹に癒された歴史が遺伝子に組み込まれているからかも。