Fly…Little Wing

手作りRCグライダーの記録

SD-6G レビュー(3) DLG用の設定例

2011年04月15日 | SD-6G (プロポ)
 ディスカス・ランチ・グライダー用の設定例。
 あくまで一例ですので。


 SD-6Gに用意されている、3つのフライトモードを下記のように計画しました。

●F-MODE N(FN) ランチモード
 フラップは2ミリ程度上げ。
 エレベーターも、具合の良い上昇角が得られるよう、上げ舵気味。
 エレベーターダウンのみ、フラップアップするようにミキシング。

●F-MODE 1(F1) クルーズモード(スピードモード含む)
 フラップ、エレベーター共に基準位置。
 ギアスイッチにより、スピードモード(フラップアップ1mm)へ移行。

●F-MODE 2(F2) サーマルモード
 フラップ、エレベーター共にダウン。(フラップ2mmダウン)
 スロットル・レバーにより、キャンバー操作。スロットル・ローエンドでフラップ・フルダウン(エアブレーキ)

 スイッチ類の割り当ては下図の通り。
 


 モード切替でフラップ位置と各ミキシングが有効になるよう、C-Mixスイッチとフラップスイッチは入れっぱなしです。
 またデータ入力用に数値化すると下表のようになります。


 FNではランチモードのため、FLミキシング量をマイナス値にし、フラップを跳ね上げています。
 FL→ELミキシング量も同様です。
 ELダウン操作でFLが更に上がるように、C-MixをHi側に100%掛けます。

*C-Mixでのマスターchとスレーブサーボとの関係については、SD-6Gレビュー(2)をご参照ください。

 F1ではクルーズモードとスピードモードを共存させるので、まずスピード用にフラップ跳ね上げ状態を作っておき、GE→FLミキシングでクルーズモードへ動かすようにします。

 F2のブレーキも同じ考え方です。FL動作量を100%とし、まずフラップ・フルダウンの状態を作っておきます。
 そのからTH→FLミキシングで、THフルアップでフラップがサーマルモード位置まで移動するよう、ミキシング量を調整します。

 C-Mixのミキシング量は、スレーブサーボの動作量を比例制御させますので、スレーブサーボの動作量が少なかったりしますと、ミキシングでの動作量も少なくなってしまいます。
 この場合はフラッペロンの動作量が少ないと、ブレーキとして降りきらない状態となります。

 TH→ELはTHダウン側操作のみ有効とするため、オフセットを100%にしています。



 と、こんな感じでDLG用の設定が組めました。
 飛ばしながらの舵の調整も、ミキシング量や動作量を調整するだけで良く、RDのように「ミキシング量をいじったらサーボのセンターも変わってしまい、あちらを立てればこちらが立たず。」という困った状況も起きませんでした。
 非常に具合がよろしいです。
 
 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
みんな先に行っている (zaji)
2011-04-20 09:52:22
おはようございます。 HLG 止まってしまいました。サーボ交換をしないとと言う段階で埃かぶっています。 HI-TEC のサーボにしてみよう。入手はしているのですが…
どんどんと先に行っている皆さんの情報によだれが… むむむ 頑張らないと…
Re:みんな先に行っている (Singha)
2011-04-20 21:08:00
う~ん、趣味ですから。
気持ちの風向きが合った時が、一番いいと思います。
このDLGだって、気持ちが向き合って、完成するのに1年以上かかってますから。
「~ねばならない。」ってことは、無しでいきましょう(^^)

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