貧乏日記2023

ひなびた黄昏の地方都市に住む、初老の非正規パート事務員(奇跡的に、2025年3月末まで延長してもらいました)の貧乏物語。

赤坂議員宿舎

2007-03-31 12:13:47 | Weblog
これが赤坂議員宿舎だ、「豪華で格安」批判受け公開

 衆院は30日、4月1日から入居が始まる東京・赤坂の新しい議員宿舎を報道陣に公開した。
 「豪華で格安」との批判に配慮したと見られる。宿舎は地上28階建て地下2階建て。住居は計300戸で、各部屋とも82平方メートル、3LDKの間取りで家賃は約9万2000円。衆院事務局は「ごく普通の部屋」としている。しかし、世論の風当たりが強いことから入居をためらう議員が相次ぎ、当面100戸以上が空き部屋のままになる見通しだ。
 与野党からは「国民の理解が得られないなら入居は遠慮すべきだ」(鳩山民主党幹事長)、「堂々と入居すべきだ」(丹羽自民党総務会長)などの意見が交錯している。

[読売新聞]

↑こういう話は、どんどん議論の座標軸がずれてくるものだね。
そもそも、国になにかあった場合、立法府の人間が、速やかにその職務を遂行できるようにしておくことは、当然の話じゃないのか。それを、民間なら50万は下らない豪華宿舎が、9万ちょっとの家賃じゃおかしいという感情論で論じることが主流になるのは、日本人の幼稚なところ。「堂々と入居すべきだ」(丹羽自民党総務会長)、でいいと思う。

もちろん、きっちり仕事をしてもらう必要はあるけどさ。それを、きちんと監視しておくことも国民(納税者・有権者)の仕事だと思う。また、そのためには、メディアも、冷静な報道をしないとね。”国民は怒ってます”みたいな、ある種バラエティ要素の有る番組も、それなりの存在価値はあると思うけど、つまり、国会議員も公務員も、常に見られているという意識を持たせるという意味でね、ただ、大衆のガス抜きに乗じて視聴率稼ぎだけに走るのも問題。小泉さんをワンフレーズ、ポピュリズムと批判しておきながら、結局、日本のメディアもポピュリズムだしね。

ただ、一本5000円もするミネラルウオーターを、ポケットマネーじゃなくて、税金で払っているんじゃないかと疑惑を持たれている大臣を放置している現状じゃ、歳費に事務所費他各種特権、そして、低家賃の豪華宿舎に見合う仕事を国会議員はしていない、と国民・庶民が感じていても不思議じゃない。


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