自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

熱海・玄岳

2018-12-27 | 登山ハイキング
今年の締めの山は熱海の玄岳で40座目となった。
もっと元気な頃は1年で同じ40座でも日本百名山が結構入っていたが、最近は低山が増えたのは致し方ない。
熱海温泉に1泊して玄岳に登ろうというわけで、朝8時のバスで登山口まで行き8時半からスタート。
これが物凄いコンクリの坂道で周りは住宅地で、熱海は坂が多いとは分かっていたが、こんなところにも家が……という驚きだった。
登山口には自然は友達の看板と2,5kmで90分の案内板あり。
とにかく眺望のよい山で富士山が見える山なので冬場に登ろうと決めていた。
始めは竹林が続き、やがて同じ伊豆の万次郎万三郎岳のような馬酔木のトンネル。
約半分くらいの所に才槌の祠の案内板があったが、今は祠はない。
氷の山との分岐を過ぎたらいきなりドーンと富士山が大きく見えてビックリ!
と同時にパラグライダーがいくつも大空に舞っていた。
2時間ほどで山頂に着いたら、パラグライダーが近くの上空を飛んでいて、「おはようございます!」の声が直ぐ上で聞こえた。
我らも山頂を二人締めしながら「お早う‥‥」の返事をしたが、風がきつくて10分くらいで下山。
でも799,2mの玄岳山頂からの眺めは予想通りで富士山はじめ、相模湾、駿河湾、箱根連山など見放題だった。
雪を被った南アルプスも見えていたし、熱海の市街地や熱海城ももちろん見えていた。
山頂までは背丈ほどの笹があり笹原で風がこなかったけど、山頂は独立峰なのでモロ風を受けて熱海とはいえ寒かった。
思いもかけずパラグライダーが見れて、バリ島で楽しんだパラセーリングを思い出した。
何だかパラグライダー体験してみたくなった。
同じ道を1時間半で下ったが、伊豆スカイラインの先にはもっと多くのパラグライダーが飛んでいるのが見えた。
バスで熱海駅に戻ったが、やはり冬こそ富士山の見える山に登って正解。
玄岳山道の途中にあった「緑の風は心の詩」や「緑のシャワーでリフレッシュ、身も心も元気じるし、帰る時私は新品です!」の看板。
特に私は新品です!って気持ちすごくよく分かる。
帰りのバスの中からの伊豆の海。
羽村は海が遠いから山が好きだけど、海もたまには見に行こうっと。
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熱海・伊豆山(いずさん)神社

2018-12-27 | 国内旅行(温泉)
熱海というと一番最初に行ったのは高校の修学旅行で、できたばかりの東海道新幹線で佐賀から。
その後は子供たちが小さい頃から今に至るまで、熱海へは数え切れないほど遊びに行っている。
今回はまだ行ってなかった伊豆山神社へ。
どうせなら伊豆浜まで下りて、そこから神社までの837段の石段を登ろうではないかと……。
伊豆浜には走り湯があり、何でも日本三代古泉のひとつらしく、噴出した湯が海岸に飛ぶように走り落ちる様からそう名が付いたとか。
実際に行って見ると、横穴式源泉があり70度の源泉が毎分百リットル以上出ていると案内板に書いてあった。
トンネルのような横穴に入ったら息苦しいくらいの蒸気が出ていて、熱くてすぐに出てしまった。
海を眺めながらの足湯があり私も入りたかったが、若いカップルに占領されていて残念!
そこからの837段は割と緩やかな坂だったので、奥多摩の愛宕山の石段188段より意外にも楽だった。
途中振り返ると海が見えて、でも歩いて登っている人は我々だけ。
というのも神社前というバス停があり、そこから少しの石段を登るともうすぐに神社だから。

でも走り湯から表参道を上ってお参りしてこそなーんちゃって。
最後の坂・権現坂を登り切って振り返ると、長ーく続く石段をよく登ってきたと自己満足。
伊豆山神社は伊豆の地名発祥の地でもあり、源頼朝が源氏の再興を祈願した場所だそうだ。
また源頼朝・政子が結ばれた場所でもあるので、縁結びの神社としても有名だそうだ。
境内からは伊豆の街並み、相模湾に浮かぶ初島、伊豆大島などが一望できた。
今年最後の最後の紅葉も楽しめてよかった。
この白山神社からさらに上に本宮がある。
本宮までさらに登って行こうとしたが、往復2時間かかりそうでしかも山道に変わりやーめた。
例の如く大木があると抱きついてしまう。気をもらいたいから。
帰りはバスでホテルへ。
部屋から見た夕暮れの熱海城。
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