最近はブログの「定期巡回先」というものがガバっと減ってしまいました。
以前はBlogPeopleに登録してあるブログに、更新の通知があると必ず目を通していたものだけど、巡回先の数が増えてくると、通知があったという理由だけでは読みきれなくなってしまうからです。
今でもBlogPeopleのリンクリストは、タブブラウザ・unDonutのパネル表示部分に表示させていますが(下の画像参照)、更新通知があったから読みにいく、ということではなく、「あぁ、そういえばこのブログ、しばらく読んでいなかったなぁ」と、ふと思い出したように読みにいっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/25/c50a981cdb095734e26a98bcf3514137.jpg)
ちょっと前の話になるけれど、ときどき当ブログに素晴らしいトラックバックを寄せていただく不倒城のしんざきさんがブログの書き手と読み手について、こんなことを仰っていました。
確かに「ブログが流行っているから」という理由で始めた人には、自分が書くことには熱心でも、読みにいくことにはあまり関心がない人が多いように思えます。
でも僕は、ブログをある程度長期間続けている人は、それなりの数の「巡回先」を持っていて、その中での交流を楽しんでいるものだと思います。つまり「書く」人が増えているのならば、「読む」人の数もそこそこには増えているのでは、と。
それでも「読む」人の存在をあまり感じないのは、ある程度コミュニティに馴染んで巡回先同士が「お友達」化してしまうと、彼らの多くはそこから飛び出そうとはしないからじゃないかなぁ。実際には他の人のブログも読んでいるのだけど、あえてコミュニティから飛び出さず、たまたま見かけたブログに面白い記事があっても、普段から交流している身内のブログコミュニティコメント欄内で盛り上がっておしまい、みたいな。
せっかく「横のつながりを得やすい」ハズのブログなのに、これでは読者の広がりを増やすことなんかできるはずもなく、ブログサービス内に、大小問わずいくつものお友達コミュニティが形成されるだけ。
大きいコミュニティに所属する人は、それなりにアクセス数を期待できるけれど、小さいコミュニティ所属だと、面白いことを書いてもあまり陽の目を見る機会が無い(その代わり荒れる可能性も少ない)。
なぜこんなことが起きるのか、というと、例えばBlogPeopleに登録すると「被リンクリスト」が作られ、「登録されたから、僕も登録」という「相互リンクへのプレッシャー」とか、同じブログに何度か続けてコメントを入れると、コメントをもらった方が相手のブログに訪問してしまう、という儀礼的訪問が積み重なることによるのだと、思ったことがあるんですよ。
そうしたことで増えていった巡回先が多くなると、新たに面白いブログを発掘することが難しくなります。
ブログを通じてお友達を増やし、ブログを雑談コミュニティとして利用するのも、確かに面白いのはわかるのですが、これでは僕にとって「ブログを始めた意味」がありません。
そこで、僕はBlogPeopleの使用頻度を下げて、RSSリーダーを利用する事にしました。
RSSリーダーであれば、更新されたブログの記事の概要が読めるので、記事の題名やその書き出し部分に魅力を感じなければ、読みに行く必要もありません。面白そうな記事が更新されたブログのみ、読むことができます。とりあえず僕は、オンライン型RSSリーダーのBloglinesに、BlogPeopleに登録していた、主だったブログを移しました。
それでもなんだか物足りない。
RSSリーダーに個人のブログをいくら登録しても、自分の知らないブログの「興味ある記事」に巡りあう事は少ないものです。
そこでgoo ブログの検索など、ブログの検索結果をRSSで配信してくれるサービスを利用することにしました。
これで僕が興味のある話題、例えば「ブログ論」「ネチケット」「匿名性」といった単語や、自分のハンドル・ブログタイトルの検索結果RSSをリーダーに登録すれば、普段知ることの少ない、自分と話題の共通性の高いブログを知る可能性が高くなります。
検索結果をRSSリーダーに登録するには、Bloglinesよりも、はてなRSSがオススメ。その話題を取り上げているブログをすばやく知ることが出来たりするので(Bloglinesでもできるけれど、表示に時間がかかる)、ひとつの話題を巡って、全く知らない人と交流する可能性も増えてきます。自分のブログをはてなRSSに登録して、「このフィードを登録しているユーザー」というボタンを押すと、思いがけないところで取り上げられていることが分かって楽しいものです(但し、必ずしも良い評価を得ているわけではないので、自分が悪く書かれていることに絶えられない人は、要注意です)。
BlogPeopleではリンクリストを公開すると、全ての巡回先を表示してしまうのがちょっと抵抗があったのですが、Bloglines・はてなRSSとも、公開したい部分だけを表示させられるので、ブログのサイドバーの「ブックマーク」代わりに使うのも良いかもしれません。
そんな僕の公開はてなRSSはこちら。書かれた内容に関係なく、更新通知があれば読みに行く、珠玉のブログ揃いです。
以前はBlogPeopleに登録してあるブログに、更新の通知があると必ず目を通していたものだけど、巡回先の数が増えてくると、通知があったという理由だけでは読みきれなくなってしまうからです。
今でもBlogPeopleのリンクリストは、タブブラウザ・unDonutのパネル表示部分に表示させていますが(下の画像参照)、更新通知があったから読みにいく、ということではなく、「あぁ、そういえばこのブログ、しばらく読んでいなかったなぁ」と、ふと思い出したように読みにいっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/25/c50a981cdb095734e26a98bcf3514137.jpg)
ちょっと前の話になるけれど、ときどき当ブログに素晴らしいトラックバックを寄せていただく不倒城のしんざきさんがブログの書き手と読み手について、こんなことを仰っていました。
「書く」人は増え続けているのに、「読む」人の数がそれに追いついていない。あるいは、「読む」人の訪問先は一定しており供給が偏る。ブーム自体が書き手の供給過剰を起こしているという訳だ。
不倒城: 「ブログブーム」の特殊性
確かに「ブログが流行っているから」という理由で始めた人には、自分が書くことには熱心でも、読みにいくことにはあまり関心がない人が多いように思えます。
でも僕は、ブログをある程度長期間続けている人は、それなりの数の「巡回先」を持っていて、その中での交流を楽しんでいるものだと思います。つまり「書く」人が増えているのならば、「読む」人の数もそこそこには増えているのでは、と。
それでも「読む」人の存在をあまり感じないのは、ある程度コミュニティに馴染んで巡回先同士が「お友達」化してしまうと、彼らの多くはそこから飛び出そうとはしないからじゃないかなぁ。実際には他の人のブログも読んでいるのだけど、あえてコミュニティから飛び出さず、たまたま見かけたブログに面白い記事があっても、普段から交流している身内のブログコミュニティコメント欄内で盛り上がっておしまい、みたいな。
せっかく「横のつながりを得やすい」ハズのブログなのに、これでは読者の広がりを増やすことなんかできるはずもなく、ブログサービス内に、大小問わずいくつものお友達コミュニティが形成されるだけ。
大きいコミュニティに所属する人は、それなりにアクセス数を期待できるけれど、小さいコミュニティ所属だと、面白いことを書いてもあまり陽の目を見る機会が無い(その代わり荒れる可能性も少ない)。
なぜこんなことが起きるのか、というと、例えばBlogPeopleに登録すると「被リンクリスト」が作られ、「登録されたから、僕も登録」という「相互リンクへのプレッシャー」とか、同じブログに何度か続けてコメントを入れると、コメントをもらった方が相手のブログに訪問してしまう、という儀礼的訪問が積み重なることによるのだと、思ったことがあるんですよ。
そうしたことで増えていった巡回先が多くなると、新たに面白いブログを発掘することが難しくなります。
ブログを通じてお友達を増やし、ブログを雑談コミュニティとして利用するのも、確かに面白いのはわかるのですが、これでは僕にとって「ブログを始めた意味」がありません。
そこで、僕はBlogPeopleの使用頻度を下げて、RSSリーダーを利用する事にしました。
RSSリーダーであれば、更新されたブログの記事の概要が読めるので、記事の題名やその書き出し部分に魅力を感じなければ、読みに行く必要もありません。面白そうな記事が更新されたブログのみ、読むことができます。とりあえず僕は、オンライン型RSSリーダーのBloglinesに、BlogPeopleに登録していた、主だったブログを移しました。
それでもなんだか物足りない。
RSSリーダーに個人のブログをいくら登録しても、自分の知らないブログの「興味ある記事」に巡りあう事は少ないものです。
そこでgoo ブログの検索など、ブログの検索結果をRSSで配信してくれるサービスを利用することにしました。
これで僕が興味のある話題、例えば「ブログ論」「ネチケット」「匿名性」といった単語や、自分のハンドル・ブログタイトルの検索結果RSSをリーダーに登録すれば、普段知ることの少ない、自分と話題の共通性の高いブログを知る可能性が高くなります。
検索結果をRSSリーダーに登録するには、Bloglinesよりも、はてなRSSがオススメ。その話題を取り上げているブログをすばやく知ることが出来たりするので(Bloglinesでもできるけれど、表示に時間がかかる)、ひとつの話題を巡って、全く知らない人と交流する可能性も増えてきます。自分のブログをはてなRSSに登録して、「このフィードを登録しているユーザー」というボタンを押すと、思いがけないところで取り上げられていることが分かって楽しいものです(但し、必ずしも良い評価を得ているわけではないので、自分が悪く書かれていることに絶えられない人は、要注意です)。
BlogPeopleではリンクリストを公開すると、全ての巡回先を表示してしまうのがちょっと抵抗があったのですが、Bloglines・はてなRSSとも、公開したい部分だけを表示させられるので、ブログのサイドバーの「ブックマーク」代わりに使うのも良いかもしれません。
そんな僕の公開はてなRSSはこちら。書かれた内容に関係なく、更新通知があれば読みに行く、珠玉のブログ揃いです。
RSSリーダーはMacintosh未対応で非常にやさぐれてましたが、
他にもいろいろあったんですね。
早速はてなアンテナに登録しました。
こちらで教えて頂いたおかげです。ありがとうございました。
これで日頃の巡回サイト約30件にかかる時間が減らす事が
出来ればいいなぁ、と思います。
それでは、失礼しました。
お詫び申し上げます。でも読んでるだけのほうが楽しいです(笑
(巡回者が多いという意味で)大きなブログの書き手というのは、なんだか勘違いしている方が多いようでコメント欄を読んでいても面白みのない場合が多いのですが、そこまで定期閲覧者が多くなくても読んでいてとても楽しいブログでは、たまに書き込まれているコメントも、それに対する返信も良く練られていることが多く、隅々まで楽しめます。
前者のようなブログでは、書き手と距離を縮めたいと思う人は少ないと、私は思います(というよりは自分自身がそうです)。
完全な「仲間」というものができているブログも近づきがたいですね。
つまり、別につながりを求めていなくても、書き手の書く(描く)ものには期待をしているという人もいるということです。
本当に興味深い内容の記事だったら、間違いなくその「影の人」が裏からコメント欄へ飛び出てくることは間違いないです。
逆におもしろい記事がかけないと、冷たいようですがいつまでたっても放置されます。
やっぱりそっちのほうが便利です?
で、検索RSSの登録というのは、えっけんさんのように、興味の方向がある程度決まっている人の場合は有効だと思いますが、基本的に日記・雑記読みなので、拾うキーワードがないですね。
ちなみに、私の記事は、ジャンルが雑多な上に、タイトルから内容が想像しづらそうなので、RSSリーダー泣かせなのかも…。
ってのは置いといて。
で、
コメント書いていたら、記事なのかと思うくらいに長くなっちゃったので、TB貰って自分のトコに書いてきます~。
「自分が誰からピックアップされたか」ってことよりも、
「どの記事をピックアップしていくか」「どのブログをピックアップしていくか」
ってことの方の比重が高くないと、どんなツールを使っていっても結局同じようなことになるではないかと思う。
「どの記事を」「どんな話題を」「どんなブログを」ということが関心になっていくと、相互うんぬんというのはほとんど気にならなくなりますね。
被リンクは、この「どの記事を」「どんな話題を」「どんなブログを」という関心を満たす重要な材料にはなる。
被リンク先は、似たような関心・興味が存在していることが多いので、「重要な一覧データ」として大きいですよね。
もっとも、自分にとっての「重要な一覧データ」には、全ては重ならないのだけれどね。
はてなRSSは特によく見るものを登録。
>パーソナルサマリからBloglinesに乗りたんですよね?
>やっぱりそっちのほうが便利です?
パーソナルサマリ→重すぎ。概要表示部が読みにくい
bloglines→やや重。メンテ画面になる率高し。読み易い。更新があったことが分かりやすい
はてなRSS→軽い。登録が簡単。既読・未読の管理に難。はてなブックマークと組み合わせると使いやすい。整理しやすいので、初心者にもオススメ。
「好きな話題」の方向性がハッキリしてくると、定期巡回先を持つよりも、キーワードで検索かけたほうが楽しいですね。だからといって、記事を書いてキーワード検索TBする気にはならないのですけど。
僕の場合、一般的な話題に興味を感じることが少ないので、キーワード検索は使えないような気がします。
それから、「相互ブックマーク」問題ですが、私はブックマークの必要なしと判断したら容赦なく切ります。嫌な奴です。
新規登録をしていくうちに気がつきました。
…
別にここで一覧するほど巡回先がないということに。とほほほ。
RSSリーダー、既に個人的には必須ツールと化しています。どーも、ブログやってる人しか使ってない様な印象なんですが、ブログをやってない人にもこのツール、もっと広めた方がいいんじゃねえかなあと思う今日この頃。
>ある程度コミュニティに馴染んで巡回先同士が「お友達」化してしまうと、彼らの多くはそこから飛び出そうとはしないからじゃないかなぁ。
同感です。どーも、「新規ブログ」が知らない人の目に触れ、反応をもらえる機会ってものすごく少ない様な気がするんですよね。
で、誰も見に来てくれないことに焦りを感じて、無差別TBとかに走っちゃう人も結構いると。悪循環。