アマゾンから今日届いたばかりの DVD。
ノルウェーの放送局がテレビ放映用に録画した映像で、1966年と1980年の二つの「ビル・エヴァンス・トリオ」のライヴ演奏が収録されている。
■Oslo Munch Museum, October 1966
1966年のトリオは、美術館の中で行われたライヴで、ステージ後方には絵が飾られている。大きなコンサート・ホールと違ってステージと客席が近いため、リラックスした雰囲気になっていると思う。
メンバーは、エディ・ゴメス(b)とアレックス・リール(ds)。エディ・ゴメスはトリオに参加して間もないのだと思うが、非常に力強い音を出している。ゴメスのベースは時折不安定になる傾向があるが、映像つきで見ると極めて見栄えのするミュージシャンだということがよくわかる。
ビル・エヴァンスのピアノは、線が細く神経質な感じ。見た目も青白いしね。(モノクロだけど。)
■Molde Jazz Festival, August 1980
こちらは1980年、ビル・エヴァンスが亡くなる1ヶ月前の映像。
メンバーは、若手のマーク・ジョンソン(b)とジョー・ラバーバラ(ds)。この“ラスト・トリオ”は、スタジオ録音を残しておらず、その代わりにエヴァンスの死後、多くのライヴ・アルバムが未発表音源として、様々なレコード会社から発売されている。
演奏は、とにかくマーク・ジョンソンのベースがすごい。テクニック、フレージング、ピアノとの絡みなど、いずれをとってもエディ・ゴメスを遥かに凌いでいる。
最晩年のエヴァンスは力強いピアノを弾いているが、表情が疲れきっているようにも見える。しかし、ラストの "Nardis" のベース・ソロが終わったときのエヴァンスの笑顔が良いのである。
1980年のほうは、アフター・コンサート・インタビューつき。(字幕なし)
たぶん、既発売のビデオをカップリングした商品だと思うのだが、この値段なら即買いです。
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