FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

たくさんの幸せが訪れますように。

2007-12-11 00:24:26 | ろぐ
広尾にて友人の結婚式。
駅を降り、地図を見ながらうろうろ。

たどり着いた先に、一枚のパネル。
それは、変わらない彼の絵と文字。

久しぶりに会った友人たちがみんなまぶしくて。
嬉しさとほんの少しだけ寂しさを覚えた。






晴れの舞台に立つ彼は、確かに以前よりも優しく笑っていた。
いつまでも、いつまでも、二人が幸せでいますように。
彼らの幸せはぼくにとっても幸せなこと。





場所を移して、3次会。
大学の友人たちと心の底から楽しい時間を過ごした。
話したいことを話せて、一緒に笑いあえて。
これ以上の幸せはない。

何年も会っていないのに、無条件で信頼できて、笑いあえる。
それがこんなにも心地いいなんて。

目が覚めたら、ちょっとびっくりするような状況になっていたのは笑ったけど。
でも、それも前から変わらないか。

こうしてお互いに笑い続けて、齢を重ねられるのなら。
ぼくもそのために頑張らないと、と思った。
頑張ろう。

久しぶりにたくさん飲んで、たくさん笑って、たくさん話した。
どこにいてもいい。
ただ、また会おう。また話そう。

We'll be alright.

秋葉原・つくば。

2007-12-11 00:06:49 | ろぐ
新幹線を降りると、抜けるような青空だった。
大きな荷物を抱えながら、ゆっくりと歩き出すと、背中を押される。
ここはいつでも忙しい街なんだと、改めて思わされた。
じっとりと汗ばむ首筋や背中を感じ、不思議な気持ちになる。

秋葉原の改札を抜け、荷物をロッカーへ預けようとした。
すると、預け方がわからない。ロッカーには鍵が付いていなかった。
説明を読み、ほんのちょっと頭を働かせて。
やはり、何もかもが違う。

あてもなくたくさんのお店を覗き、たくさんのものを見た。
お昼ごはんは以前も行った、「古炉奈」という喫茶店。
同じようにシーフードカレーを食べて、窓から街を見下ろした。
せわしい人の波。尽きることのない消費。
ぼんやりとしたタバコがおいしかった。

山手線に乗り、つぎは池袋へ。
駅前にある大きな電気屋さんを見に。
本当に隣同士に建っていて、見て気持ちのいいものではなかった。
店内で接客された。
質も内容も変わらない。ま、そういうものなのかもしれないが。
ただ、価格だけは違う。どういう根拠でそんな値段なのか、疑問だけが浮かぶ。

見るだけ見て、再び秋葉原へ。
駅前のヨドバシに寄って、ぐるりと回ったら、目も回った。
広さと品ぞろえと人の多さ。何もかも。

疲れた体を引きずって、TXへ。
降り立ったつくばセンターは相変わらずだったけれど、見たことのない建物がたくさん。

どんどん変わっていく。
ヒトの心もこんな風なんだろうか。

長い道のりをひたすら両足で踏みしめて歩いてみた。
途中、風に運ばれた木の香りがして、つくばにいることをさらに感じさせてくれた。
そう、この街は木の香りがする。
天久保から裏道を通って桜まで。いつもは車で通勤していた道を歩いた。
日が暮れるにつれ、たくさんのことを思い出し、そのたびに細い記憶の糸を手繰りながら歩き続けた。
たどり着いた先は、
いつものお店のいつものコーヒー。
いつものお店のいつものお酒。

気持ちいい。
たくさんの幸せな時間を思い出す。
幸せな笑顔を思い出す。

あれから時間は流れて、変わらないものなんてないのかもしれない。
でも、大切な気持ちは変わらないまま。

訪れる度に感じる、安堵と不安と寂寥、嫌悪。
たくさんの感情が渦巻く。

いつか、この思いを昇華できる日がくるのだろうか。