South Is. Alps
South Is. Alps
Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


Amsterdam, Stadhouderskade, "Sogno" (Italian)

今日は、アムステルダム最後の日ということで、博物館美術館を巡ろうと思い、近くの国立美術館から始めたのだが、疲れるということもあるが、あちこちで行列があって、思うようには、さっさと回れない。

国立美術館では、もちろん、オランダの歴史が絵画とともにたどられている。もちろん、レンブラントとフェルメール(とはいえ、2点)になるし、そこは、人だかりがすごい。ツアーガイドがツアーをつれて回っているので、どうしても、焦点のところで、人だかりができてしまう。荷物の重さを気にしつつ、できるだけ小さなものを買う。10時と思って少し前に来たが、9時に空いていたので、早くくればよかった。出たときには長蛇の行列ができていた。まあ、この理由は、空港並みのセキュリティのせいなのだが。

ゴッホ博物館では、チケットを買うのに行列だ。でも、近づいたところで、乗り物と各入館券がセットになったIamsterdam CardはFast Entryができることに気がついた。何のことはない、この行列、20分は損をした。ゴッホの生涯を網羅する作品群。でも、ゴッホは多作だったから、主なものがここにある訳ではない。たとえば、耳を切った後の自画像や「ひまわり」(記憶が定かでないが、ここにある「ひまわり」は違うような気がする)などがそうだ。また、ゴッホを取り巻く画派の動向についてもおさえが利いているのは、当然ながら、とても教育的である。

コンセルトヘボー、今夜のチケットは売り切れ、ということで、断念。キャンセルをまつとかもあり得ただろうが、夕方はお疲れ模様だろうから。写真だけとる。その近くからトラムに乗って、Marie Heinekenpleinというところでおりて、昼食をとる。バッファローのモッツァレーラのクラブハウスサンド。ハイネケンのビール。
昼食後、トラムに再び乗って、VilzelstraatとMerengrachtの角でおりて、近くの豪華なカナルハウスの「Museum Van Loon」にいく。裏庭があるとは表からはみえないので、GoogleMapの衛星写真で確認してみる。するとどうだ、建物の裏は緑あふれている。カナル(運河)の側は4-5階建てのカナルハウス(屋根近くに滑車を下げるフックがついていて、今は道でも、以前はカナルであったことがわかる)が立ち並んでいてももう一つ裏には違う世界があるようだ。

この後、Rambrandtpleinをとおって、Hermitage Amsterdamに行く。Matiseをメインにフランス絵画の動き、フォーヴィスムからキュビズム、アブストラクトへのながれを展示する。特別展が終わると、この博物館の由来などの展示がある。ここで、なんで、ペテルスブルグのHermitageがあるのかと思っていたら、オランダ王室のオレンジ・ナッソー家とロシアのロマノフ家は歴史的に深い血縁関係があることに起因する(もちろんそれだけではなかろうが)との展示があって、なるほどと納得。

さらに近くのユダヤ博物館を訪ねて、オランダの金融経済や自由独立などに、ユダヤ人社会が関わっていたことを知った。
さらに、「レンブラントの家」を見学。17世紀の建物が残っているということだけではなく、その記録が綿密に残っていることに驚かせる。ヨーロッパでは当たり前か。また、レンブラントのエッチング原版も残っていたらしく、その展覧会は興味深かった。彼の工房兼自宅が途中のいきさつはあるにせよ、記録に基づいてのこさえていることに感動すら覚える。今回、ミュージアムショップで、エッチングを買おうかまよったのだが、まあ、レンブラントのサインはないので、あるから、本物ではないものの、原版を使って(かどうかは知らないけれど)印刷されている作品、購入しようかどうか迷ったのだが、つい、これからの長旅を考えて、断念したのではあるが。

この後、飾り窓のある旧市街をぬけて、旧教会をたずねる。旧市街は観光地でもあるので老若男女大勢が飾り窓の前を通り抜けていく。木っ端づかしいというか、あっけらかんとしすぎて、どうよ。陰微ではなく、人間の営みとして、当たり前のセックスではあるが、ポルノショーやポルノショップへの入場はともかく(これは、がやがやと、若い衆がはいっていった)、飾り窓にこの人前で入るのは、とても勇気がいるはずで、さすがに、入っていく人を見ることはなかった。営業妨害だよな、とおもうのは、陰微であるべきだと思うだけのことなのかもね。

旧市街のまんなかにある旧教会の床石の下に葬られているレンブラントの妻のサスキアの墓標(?)をみた。レンブラントはどこにいるのか、少なくとも、旧教会ではないようである。

今回、博物館巡りをしようと思ったのは、Iamsterdamカードという、公共交通機関への乗り降り自由のカード、博物館/美術館への無料入場券の2枚からなるものがあったからで、これは、セーブできると思ったのだが、しかし、宿を出た9時半頃から、ホテルに戻った17時半頃まで、有料を無料にしてもらったところは、5カ所(総額は、たぶん、40ユーロ少々)、トラムに乗ったのは3回。どう考えても、総額は45ユーロと50ユーロの間であって、38ユーロの差額は、せいぜい10数ドル稼いだか、という程度。
これは、確実に、一日で回るなんてことを考えたのはどうかと思う、ということだろう。あえていえば、iamsterdam cardの使い方としては、このカードの2日分を購入して(たしか、1日券に10ユーロほどをくわえるだけ)、じっくりとさまよった方が、断然有利だと思うな。私のように、1日でまわってしまえ、というのは、どだい無理。実際のところ、シナゴーグは見たけれど、アンネ・フランクの家には、たどり着けなかったし、ハウス・ボート博物館にも行けなかった。開館時間内にたどり着けなかった。

Amsterdam, Stadhouderskade, "Sogno" (Italian)
宿泊先のNH Amsterdam Centreにある。
エビとタコのサラダ(バルサミコ酢であれなんでもあれ、もう少し、酸味がある方がおいしかったなあ。テーブルには、バルサミコ酢とオリーブオイルの500mlがおいてあって、好きにしろと。それで、試してみたのが、バルサミコ酢を入れること。悪くないと思うよ)
ラムラック、マスタードソース(生のセージが決め手?)

ほんとは、今夜は、市長招宴なんだけれど、パスだなあ。今日は、遠出することはなかったけれど、ひたすら市内を歩いた。いささか疲れた。

2010-08-25 23:12:16 | 夕食・外食 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


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2010-08-25 00:40:36 | tweets | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )