Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「詞花和歌集」

2020年12月18日 21時27分47秒 | 俳句・短歌・詩等関連



 横浜駅の地下街まで出向いて、ウェブカメラと頼まれていた風呂場の蛍光灯を購入してきた。夕方になってから喫茶店でコーヒータイムのときに何を読むか少し悩んだ。「シュルレアリスム宣言」という翻訳本を読見始めると、古典特に和歌などを並行して読みたくなる。高校生のころからの習慣のようなものである。
 昨日から読み始めた「シュルレアリスム宣言」をリュックに入れて出かけたものの、有隣堂に寄って今月15日に出たばかりの「詞花和歌集」(岩波文庫)を購入した。すでに持っている岩波書店の新日本古典文学大系の「金葉和歌集・詞花和歌集」文庫化したものであるが、持ち運びできるので便利である。棚には「後拾遺和歌集」もあり、久保田淳が校注者なのでほしいと思ったが、厚すぎる上に値段も高いのでこちらにした。
 地下街の喫茶店は混雑しており、換気も悪そうなので、いつものとおり地上にある明るくそして広い喫茶店で「巻第4 冬」を読み終え、「巻第6 別」を少々。
 詞花和歌集では最多が曾祢好忠の17首。続いて和泉式部が16首と2番目に多い。私の知っている「待つ人の今もきたらばいかがせむ踏ままくをしき庭の雪かな」(和泉式部)が冬の部の最後の方に出て来た。
 今から20年以上前に「和泉式部集」を新潮日本古典集成で読んだときに鉛筆で〇をつけていた歌であった。どこが気に入ったのかは記入していないのでわからない。

 今晩からは再び「シュルレアリスム宣言」を再開予定。
 



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