Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

8月15日

2023年08月15日 14時21分39秒 | 思いつき・エッセイ・・・

 横浜市域では、深夜1時ころには強い雨の区域が通過し、大雨警報・洪水注意報も出たが、2時過ぎには止んでくれた。現在は太陽が顔を出している。ただし大雨・雷・強風・波浪注意報が出ている。
 近畿・中国は風・雨ともに強くなっているようだ。鳥取県では竜巻の発生というニュースも流れている。

 本日は8月15日、終戦記念日という言葉が世の中に溢れているが、私は昔からどうしても敗戦記念の日と言ってしまう。いつごろからだったか記憶にないくらい小さい時からである。私が小学校の低学年の頃は「敗戦の日」「無条件降伏を受け入れた日」と人々が口にしていた記憶がある。ただし当時のマスコミや政府がどういう表現をしていたかは記憶にない。気がついたら私の周囲でもいつの間にか「終戦記念日」になっていた。

 その後の私の理解では、8月15日は「玉音放送」により「ポツダム宣言受諾及び日本の降伏が国民に公表された日」である。ちなみに9月2日は日本政府がポツダム宣言の履行等を定めた降伏文書に調印した日である。さらに1952年4月28日が国際法上、連合国各国(当時のソビエト連邦などを除く)と日本の戦争状態が終結した日となる。

 当時の国内政治がいかに混迷していたか、8月15日の評価にも反映している。そしてさらに複雑な国際情勢を反映して、わかりにくい戦後処理のスタートでもあった。
 同時に一番大切なことは、1945年8月15日の「玉音放送」までの旧大日本帝国と、戦後日本国憲法により定まった日本国は、政治的には「断絶」しているという理解が、政権与党だけでなく、ほとんどの政治家がこのことに無自覚、疑問にすら思わない。あるいは知ろうともしない。これが今の政治の混迷の元にもなっている、と私は理解している。

 



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