Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

読了「ベラスケス」(岩波新書)

2018年08月25日 17時30分48秒 | 読書


 「ベラスケス 宮廷の中の革命者」(岩波新書、大高保二郎)をようやく読み終わった。研究者としての著作だけに、歴史的な記述などが細かである。私なりの鑑賞の手引きとしてはなかなか手ごわかったが、ベラスケス理解の基本的な知識を得るにはもってこいの著作であると思った。



 「ラス・メニーナス」(1656、ブラド美術館)とは「若い侍女たち」の意。著者は「フェリペ4世の家族」としている。
 この絵は私にはいくつもの?がならび、いつも敬遠しがちであった。解説本を見てもいつも?は解消されず、イライラしていた。今の本では、少し理解ができたと思った。それでもいくつかわからないことがある。このことはいつかまた取り上げたいものである。




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