この間の俳句
★初日の出生きる気力を胸に受け
★機嫌よき尖塔もあり初茜
★初茜にわかに雀群れ飛びぬ
★初詣柄杓の白さ際立ちて
★陽の当たるセピアの写真年新た
昨日の読了
・「蕪村」(藤田真一、岩波新書)
この本は俳人としての蕪村だけでなく画家としての蕪村に言及するとともに、蕪村が今で言うところの出版に関する総合プロデューサー的存在で、「夜半亭」はその企画・出版会社のようなものらしいということもわかった。
そして俳人としての蕪村は、萩原朔太郎の「郷愁の詩人」としてだけの側面だけでは理解できないということにも触れられていた。与謝野晶子・石川啄木・北原白秋などへの影響の指摘など、私には新鮮であった。 同時に私なりの「蕪村」理解をしてみたい、そのために蕪村の俳句を読んでみたいと思わせてくれた。
★初日の出生きる気力を胸に受け
★機嫌よき尖塔もあり初茜
★初茜にわかに雀群れ飛びぬ
★初詣柄杓の白さ際立ちて
★陽の当たるセピアの写真年新た
昨日の読了
・「蕪村」(藤田真一、岩波新書)
この本は俳人としての蕪村だけでなく画家としての蕪村に言及するとともに、蕪村が今で言うところの出版に関する総合プロデューサー的存在で、「夜半亭」はその企画・出版会社のようなものらしいということもわかった。
そして俳人としての蕪村は、萩原朔太郎の「郷愁の詩人」としてだけの側面だけでは理解できないということにも触れられていた。与謝野晶子・石川啄木・北原白秋などへの影響の指摘など、私には新鮮であった。 同時に私なりの「蕪村」理解をしてみたい、そのために蕪村の俳句を読んでみたいと思わせてくれた。