shu's bar

趣味や仕事、時には世の中の出来事のこと。心に写りゆく思いたちを徒然に書き綴ります。もちろんメニューはその日のおまかせで。

今年のペースを考える。

2005-01-10 00:02:26 | 徒然なるつぶやき
意気込んでこのブログを立ち上げ、初旅にも出て、それなりに投稿をしてみたが、仕事がはじまるとなかなかそうもいかないということがこの1週間で良くわかった。

それにも増して、ひょっとしたらこのスーパー三日坊主な性格が継続を災いしているかもしれない。

無論、はまればすごいのは自覚症状としてもあるのだが、いろいろある日常の中で常に執筆意欲を継続させるのは難しく、仮に執筆意欲があっても、その時間を見つけるというのはこれまた至難の技である。

といったことを考えると、今年もマイペースでやっていくのが良いのかなあとも思うが、他方でいろいろなものを形にして自他共に笑顔になるべくがんばっていきたいかなという気持ちもあり、今年のペースというのもなかなか設定が難しい今日この頃。

ゆっくりと考える時間が欲しいが、それもなかなか難しい。

という訳で(かなり強引な展開ではあるが)、今日は「ゆっくり考える」というテーマで、私の大好きな考え場所をご紹介しましょう。

写真にある駅は北海道は和寒駅。保線員さんは一応いらっしゃるので、完全にそうとは言えない部分もあるのですが、無人駅です。

無人駅でたたずんで考えるというのは良いんですよね(ひょっとしたら私だけかもしれませんが…)。

今年もそうでしたが、去年もここで寒い中たたずんでいろいろなことを考えました(ちなみに去年は吹雪だった)。

とりあえず、つなぎの投稿でした。

それでは。

北へ来た。

2005-01-03 18:29:22 | 旅日記
憧れのトワイライトエクスプレスは約1500キロ、時間にして実に約21時間に及ぶ旅程の果てに朝9時07分に札幌駅に到着した。

大阪を発った時にも流れたが、終着間近に北海道の地で聞く「いい日旅立ち」はまた格別で胸に込み上げるものがあった。

さて、これからどこへ行こうか。

今日の最終便でこの地を離れることは決めていたが、今日どこをまわるかはいくつかプランニングしてはいたが、最終確定はさせていなかった。

しばし考えて下した決断は、白く染まった美しい丘の風景の中でたたずんでみようというもの。

北海道の主要なところは大体訪れている私だが、季節という要素を加えると、なかなかまだ行っていないところはたくさんある。
であれば、まだ出会ったことのないものに出会ってみたい。
出会うために積極的に動いてみたい。

そう思い、私は富良野線に乗るべく、旭川を目指し、網走行きの特急オホーツクに乗り込んだ。

しかし、目的地は富良野でも美瑛でもない。
私が向かったのはその間にある美馬牛というややマイナーな町。これで訪れるのは3度目になるが(冬の訪問は初)、隣の美瑛に比べれば人が少ないので、落ち着いてあたりの空気を満喫できるお気に入りの場所である。

旭川から富良野線の普通列車に乗り、美馬牛駅には昼ごろに着いた。
予想通り、人はほとんどいない。これならかなり満喫できそうである。

着いた列車を見送り、一息ついて、早速散策を開始する。
とは言え、次の訪問地もあるのでそれほど時間は取れないし、季節柄徒歩での散策であるため、まわる時間も場所も自ずと限られてしまう。
なので結局、美馬牛小学校と駅のまわりを少し歩いただけだったが、歩いていて気になった坂の上に思い切って行ってみたら、そこでとても素敵な光景に出会うことができた。
同じく事前リサーチで見つけた気になる珈琲屋にも足を運んだ。
そこでも思いもかけないラッキーにも出会うことができた。
この珈琲屋さん、かなり良い感じで今からリピーターになりそうな気がしている。

今年は思ったことを形にするために積極的に動いてみたほうが良い結果が得られそうだ。

そうこうして今は札幌に戻る列車の中。

今日の1枚は美馬牛駅で列車を見送ったシーンを切り取ってお贈りします。

明日から都の暮らしに復活です。


トワイライトで北の大地へ。

2005-01-02 18:21:49 | 旅日記
1月1日の晩に家を発ち、向かったのは品川駅。23時55分発の臨時快速「ムーンライトながら91号」に乗るためだった。
品川駅に行く前に東京駅に寄り、今晩の友となる睡眠薬兼用の酒類と非常食の調達を済ませてあったので、ながらが入線してすぐに指定された席に着き、杯を空ける。これで準備OK。後は爆睡するだけ…のはずだった。

これで自身4度目の夜行快速となるが、これまでそうであったように、やはりというか、案の定眠れない。

結局うつらうつらしかできなあまま列車は快調に進み、今朝5時55分に終点大垣駅に着いた。

しかし、噂には聞いていたが、ここでの乗り換え合戦がすごかった。ながらのドアが開くな否や猛ダッシュする人また人。さながら都会のラッシュの様相。この場所、この時間にかかわらずである。

当然次の列車は立ち。まあ、その次の乗り換えでは座れたので良かったのだが、実にすごいものを見た。

無論私もその中の1人であることは間違いないので偉そうなことは言えないが、考えさせられる出来事であった。

青春18きっぷ、恐るべしである。

今度機会があったら、ぜひこのことも書いてみたいと思う。

さて、そうこうしてまず目指したのは京都。
京都御所と鞍馬を短時間だが散策。
特に鞍馬は素晴らしく、またゆっくり訪れ、記してみたいと思う。

しかし、今回の旅においてはこれらすべてはあくまでおまけに過ぎない。

今度のメインは大阪を目指し、そこから私の心の故郷・北海道へ北上する日本最長距離を駆ける豪華寝台列車を堪能することにある。

そして、私は今まさにその列車にある車上の人。

今日の写真はその雄姿を大阪駅で収めたもの。

タイトルの内容より前置きの方が長くなってしまったが、メインの部分の詳細は帰還後にじっくりとやりたいので、今日はこのあたりで。

明日目覚めるとそこは愛する天地・北海道です。


開店にあたり一言。

2005-01-01 22:05:58 | 徒然なるつぶやき
ようこそ、shu's barへ。

いよいよ新しい1年のはじまり。
このサイトもここからがはじまり。

このブログというシステムはありがたいシステムである。
かねてより自分の旅の記録や日頃思っている心に写ろいゆくことを書き綴り、情報発信をしてみたいなとは思っていたが、多忙な日々においてホームページを運営することは困難である。
そこに登場し、脚光を浴びてきたこのシステム。
これを使わない手はない。

サイト名のshu's barには、日々のいろいろな出来事を人生のと言っては大袈裟かもしれないが、毎日の生活になくてはならないテイストとして、それらをレシピ的に紹介というか、提供できたらなあ、そしてそれが何らかのお役に立って、ここが止まり木というか、ささやかではあるかもしれないが、落ち着ける場所みたいにできたらなあという気持ちも込めてある。
それは時にはマティーニのように辛口なものになるかもしれない。
ま、それらすべてを含めるからこそ、barなのであるが。

ということで、このサイトを立ち上げる準備をしたは良いが、そこにも問題は潜んでいた。
いつから何を書いていこう…。
思い立ちこのサイト自体を開設したのは去る12月の下旬。
この中途半端な時期に始めるのもどうかなと正直思い、しばらくは寝かせておいた。

そして年が明けて迎えた今年、2005年。
まさに1年の計は元旦にあり。
はじめの一歩を刻むのはここしかない。
幸いなことに今夜から旅初めをすることもあるので、そのルポもできる。
まずは「旅」という人生になくてはならないスパイスを紹介するというのは何より自分らしい(本音を言うと、これなら自分にも続けられそうというのが一番の理由だったりもするが…)。

とまあ、意気込んで、高尚なことをたくさん書いたが、所詮それも最初だけのことだろう。
明日からは、地が出るに決まっている(笑)。

ということで、明日以降は固くならずに心の力を抜いて楽しんでいただければと思います。

最初のテーマを「旅」にしたので、いくつかある写真の中から、今日はこの絵を載せておきたいと思います。
ここは自分にとっても思い出深い、大切な場所。

場所は北海道は旧広尾線の幸福駅。
有名な場所なのでご存知の方も多いのでは?

それでは新たな旅に行ってまいります。