最終日の朝も美しい朝焼けが私を迎えてくれた。
昨晩札幌を発った夜行列車は定刻に釧路へ。
そして私は、最後の訪問地として選択した北浜駅を目指し、網走行きの普通列車に乗り込んだ。
釧路を出てほどなくして、列車は釧路湿原へ。
釧路駅に着いた時も感じたが、今日は冷え込みが厳しいようで、釧路川の上には川霧が立ちこめている。
また、それが流れに沿って茂っている木々に付いて樹氷のようになっており、川霧と合わせて織りなすその様はある種幻想的でとてもきれいだった。
そして、標茶駅で交換列車の待ち合わせをしている時のこと。
外に出て、マイナスの空気を満喫していると、何かキラキラしたものが空気中を漂っているのに気付いた。
これがダイヤモンドダストか!
感動を覚えるとともに、それらが静かにそして優美に朝日を浴びて光輝きながら舞っている光景に私は釘付けとなった。
美しい…。
ただただ感動の一語。
先日硫黄山で見たものとは大違い。
どうやらあれはダイヤモンドダストではなかったようである。
ともあれ、この感動は私の胸に素敵な想い出のひとつとして深く刻み込まれた。
標茶を出発した列車は、単線のレールをひた走り、峠を越してオホーツク沿岸へ。
私はその玄関口でもある知床斜里駅で下車し、流氷をゆっくり眺められることが売りの観光列車に乗り換えることにした。
流氷は私にいろいろなことを教えてくれる。
あの時の北浜駅でもそうだった。
そして列車は、知床斜里を出発し、流氷を望める場所に。
コンディションが悪く、一面の流氷原とはいかなかったものの、打ち寄せた真白な流氷と淡い青の空、深い青の海、そして遠くにそびえる白雪を冠した知床連山のコントラストは、実に見事であり、しかも私に新しい決意を与えてくれた。
そして、北浜駅着。
流氷こそなかったものの、空と海が織りなす風景画は今でもその透き通った美しさが目に焼き付いている。
北浜駅では、過去の足跡を探し、新たな印を刻み残した。
その後、来た道をたどり、再び標茶へ。
今度はSLに乗り、湿原を満喫した。
ここでも素敵な想い出ができたが、それは後日また記すこととしたい。
今日の写真は、北浜駅のホームから海と空を望んで。
いよいよもうまもなくでこの地を後にすることになる。
が、これだけの素敵な出会い、想い出があれば、もう思い残すことはない。
列車は今、空港の方角を目指し、快調に進んでいる。
昨晩札幌を発った夜行列車は定刻に釧路へ。
そして私は、最後の訪問地として選択した北浜駅を目指し、網走行きの普通列車に乗り込んだ。
釧路を出てほどなくして、列車は釧路湿原へ。
釧路駅に着いた時も感じたが、今日は冷え込みが厳しいようで、釧路川の上には川霧が立ちこめている。
また、それが流れに沿って茂っている木々に付いて樹氷のようになっており、川霧と合わせて織りなすその様はある種幻想的でとてもきれいだった。
そして、標茶駅で交換列車の待ち合わせをしている時のこと。
外に出て、マイナスの空気を満喫していると、何かキラキラしたものが空気中を漂っているのに気付いた。
これがダイヤモンドダストか!
感動を覚えるとともに、それらが静かにそして優美に朝日を浴びて光輝きながら舞っている光景に私は釘付けとなった。
美しい…。
ただただ感動の一語。
先日硫黄山で見たものとは大違い。
どうやらあれはダイヤモンドダストではなかったようである。
ともあれ、この感動は私の胸に素敵な想い出のひとつとして深く刻み込まれた。
標茶を出発した列車は、単線のレールをひた走り、峠を越してオホーツク沿岸へ。
私はその玄関口でもある知床斜里駅で下車し、流氷をゆっくり眺められることが売りの観光列車に乗り換えることにした。
流氷は私にいろいろなことを教えてくれる。
あの時の北浜駅でもそうだった。
そして列車は、知床斜里を出発し、流氷を望める場所に。
コンディションが悪く、一面の流氷原とはいかなかったものの、打ち寄せた真白な流氷と淡い青の空、深い青の海、そして遠くにそびえる白雪を冠した知床連山のコントラストは、実に見事であり、しかも私に新しい決意を与えてくれた。
そして、北浜駅着。
流氷こそなかったものの、空と海が織りなす風景画は今でもその透き通った美しさが目に焼き付いている。
北浜駅では、過去の足跡を探し、新たな印を刻み残した。
その後、来た道をたどり、再び標茶へ。
今度はSLに乗り、湿原を満喫した。
ここでも素敵な想い出ができたが、それは後日また記すこととしたい。
今日の写真は、北浜駅のホームから海と空を望んで。
いよいよもうまもなくでこの地を後にすることになる。
が、これだけの素敵な出会い、想い出があれば、もう思い残すことはない。
列車は今、空港の方角を目指し、快調に進んでいる。