shu's bar

趣味や仕事、時には世の中の出来事のこと。心に写りゆく思いたちを徒然に書き綴ります。もちろんメニューはその日のおまかせで。

実に北海道らしいなかなかな体験をJRでしたので久しぶりにブログ書きます。

2022-01-22 13:00:40 | 徒然なるつぶやき


最初の予定とは変わってしまったのですが、予約変えるのもめんどくさいし、行きま〜す、と言ってあったからまたどうなるかわからなくもなってきているので、昨日の午後に軽くお休み取っての新千歳空港行きを目論んでいました。

帯広出る時も、行き合いの列車待ちあわせによる遅れで30分以上出発が遅れていて、



だったらと思って、満寿屋さんのカツサンドで泡出るのを軽くいただいたりしてたのですが、まさかそこから先にあんなことが待ち受けているとは…。



まあ、帯広で指定席座ったら、席間違えてません?、と声かけられて、それは結果その方が実は車両間違っていたのですが、そんなミソの付き始めからホントはアヤしかったのかもしれないと今振り返ってみると思うのですが、違和感を覚えたのは占冠駅でした。

もともと停まらない駅なのですが、停車して、あれ?、行き合いの列車待ちなんかあったかな?、と思っていたら、赤信号で停車しているとのこと。

ん、赤信号?

行き合い列車待ちでなければ、単線区間でそれは基本ありえない。

何かあったかな、と思っていると、先行している貨物列車が新夕張と占冠の間の区間で激しくシカを巻き込んで止まっていて、運転手だけで対処できないので応援の社員が現場に向かっているとのこと。

この時点では17時過ぎくらいだったのかな、車内のアナウンスでは、当初は応援は18時30分頃に現場着の予定となっていたのですが、やっぱり山間の区間で行くのが難しいところだったみたいで、現場着が19時30分予定とアナウンスが変わり…。

お店の営業時間間に合わないのが確定したので、ここで19時前後だったかな、やむなく帰りのバスの予定のリリースの連絡入れて、長時間停車になって本来停まらない駅だけどドア開けて外出れるようにしてくれてたので、帯広行きで占冠停まる特急が隣の新夕張にいるのをホームページで見て知って、それを受けて車掌さんにあらかじめここで降りて戻っても良いかを確認して、大丈夫とのことを聞いていたので、帰りのバス間に合わないのがほぼ見えた時点で、この特急を乗り捨てて帯広に戻ることを決意。



サヨナラ、おおぞら8号。

この時点でこの列車も3時間遅れくらいでした。



で、処理終わって運転再開した行きの列車を見送り、ようやっと帰りの特急に乗車。

ここまでの遅れを体験したのは、東京時代を含めて初めてで、なかなかな体験でしたが、占冠の駅の待合室で地元のバスの運転手さんといろいろお話できて、何日か前も追分と新夕張の間で特急が30頭ぐらいのシカの群れに突っ込んで1両目に10頭ぐらい巻き込んだ事故があってね、といった話を聞かせてもらったり、週末に診療してくれる医師の方が事故の影響で特急運休になったからこれから病院の人が南千歳まで迎えに行くんだという地方の医療事情を改めて知らされる話を聞いたりして興味深かったりして面白かったから、まあこれはそこで貴重な経験で良かったかなと。


結果、そのあともシカとの衝突があったみたいで、行きの特急は結果4時間近い遅れまでになったようなので、乗り捨てて折り返すという選択は正解だったんだなぁ、と。




で、帰りはほぼ何もなく帯広戻って来て、帰りの分がどうなるかを駅の窓口で相談したら、特急料金は2時間遅れ超えているので帰りも特に言われることないかなと思っていたら、戻って来たということで、行きの乗車券も払い戻しになるとのこと。

帰りも料金かからずだったし、まあそこは良かったかな。

しかし、実に北海道らしいなかなかに激しく貴重な体験をしました。

疲れたけど(笑)。



帯広駅前のイルミがキレイでした。