shu's bar

趣味や仕事、時には世の中の出来事のこと。心に写りゆく思いたちを徒然に書き綴ります。もちろんメニューはその日のおまかせで。

私に帰る大地へ。

2005-04-25 00:49:41 | 旅日記
ちょっとこのままだとキツいな…。

最近いろいろとたてこんでいて、そう思っていた。
だから、時間はなかなか取りづらかったけれども、連休のどこかで近場でも良いから旅に出たいなと、そう思っていた。

最初に候補に上がっていたのは北陸。
仮に行くにしても、やはり夜行列車に揺られたかったし、それにうってつけのフリーきっぷがあるというのが大きかった。

列車の予約状況とかを見ても、これなら大丈夫そうだなという感じだったし、実際きっぷを手配しようかなと、いや手配する寸前まで行っていた。

しかし、である。

旅に出るのは良いし、北陸は北陸で好きな地域ではある。
でも、行って何を見る、どこに行く、という問いかけを自分に対してしたときに、自分からの答え、リターンがなかった。

そして、そこで極めて危険な発想が私の脳裏をよぎった。

他の予定があるということもあり、これくらいしか選択肢はないかなと思っていたのであるが、その制約を少しだけ緩めると、かなり素敵なことができそうだということにふと気付いてしまったのである。

曰く、

最終近いフライトでも、道東方面の夜行なら札幌始発は無理でも、途中でなら捕まえられるなと。

しかもこのプランなら、夜行列車にも乗れるし、秘境な温泉にひたることも十分に可能である。
そして言うまでもなく、その土地は私の心のふるさと。

思い至って、決定するまでは一瞬と言っても良かった。
即決とはある意味まさにこのことかもしれない。

決定してから、飛行機と宿の手配を完了するまで30分もかからなかった。
タッチの差で秘境の温泉宿の泊まりとまでは行かなかったものの(そこには日帰り温泉するつもりではあるが)、十分に満喫できそうなプランが完成してしまった。

ということでいきなり決まってしまった通算25回目の渡道。
渡道管理DBにこれでまた新たな履歴が加わることになる。

それにしても…、
勢いというのは本当に恐ろしいものである。

これが他の分野にも出ればもっと良いのだが(笑)。