道内夜行、ラストラン。

いよいよこの日がやってきてしまいました。

本日、札幌と釧路をそれぞれ出発した「まりも」が明朝に釧路と札幌に到着した時に、長く続いてきた道内夜行が全廃され、その歴史に終止符を打ちます。

今まで何度も利用し、様々な思い出を綴ってきた道内夜行とも永遠のお別れです。

１つの時代の区切りか…。

ホントなら、現地で最後の列車に揺られたかったですが、様々あって、それは叶いませんでした。

まりも、利尻、オホーツク。

あの旅情はもう味わえないんだな。

道内夜行のない旅というのは想像できないですが、明日からはそれが現実です。

寂しいですが、しかしそれも致し方ないこと。

最後は笑って御礼を言わないといけないです。

道内夜行よ永遠なれ。

今まで本当にありがとう！

会津藩と北の大地。

先日、会津藩の北方警備についての記事にいただいたコメントに触発されて、会津藩と北の大地の関係について、いろいろと調べてみました。

その結果、いろいろと興味深いことがわかりました。

宗谷丘陵に本陣を置いて、樺太や利尻島の警備に赴いたこと。

宗谷岬から少し行ったところにある宗谷公園に会津藩士の墓があること。

津軽藩士の話にはなるけれども、庶民が日本で最初にコーヒーを飲んだ地は稚内であること（水腫病に効く薬ということで飲まれていたそうです）。

それが故にコーヒーをかたどったモニュメントがあること。

等々。

また道東に目を転じると、会津藩が北方警備の際に領地とされたところは、別海から斜里、紋別にかけての一帯で、紋別、斜里、標津には陣屋もあったとか。

知床も会津藩の領地だったみたいだし。

コレはまた行って、調査するしかありません（笑）。

土方歳三ゆかりの湯。

会津・東山温泉で思い出しました。

今回の会津遠征で泊まったのは、東山温泉の千代瀧さんという温泉宿。

宿自体も良かったですが、この宿にはもう１つの魅力がありました。

この宿には２つの姉妹館があり、宿泊客は姉妹館の温泉も湯巡りできるようになっています。

で、その姉妹館の１つの不動瀧さん。

ここは何と、あの新選組副長・土方歳三が湯治をした湯がある宿なのです！

さすがにその当時の湯船には今は入れませんが、猿の湯というその源泉もきちんと保存されているのです。

土方歳三、その湯から下に流れる川に飛び込んだこともあるとか。

当時のままではないですが、不動瀧さんには猿の湯という露天風呂があり、σ(^-^;)ものんびり湯を堪能してきました。

ちょうど行った時には貸切状態だったのも良かったです。

温泉でこんな歴史に触れられるというのも、幕末好きにはたまらない話です。

ここも定宿化してしまうのか？

否定はしきれません（笑）。

お気に入りの湯。

σ(^-^;)のお気に入りの北海道は養老牛温泉。

この写真のように、ロケーションも含めて、いろいろと良いところなのですが、この前ふとあることに気づきました。

養老牛温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉。

で、山あいの川のせせらぎが聞こえる宿。

ん…。

秘境度は比べモノにならないけども、σ(^-^;)のルーツに良く似た温泉があるな…。

気になって、調べてみたらビンゴでしたね。

そういえば雰囲気が似てるなと思っていたら、この前行った会津・東山温泉と同じ泉質でした。

だからというのもあるんでしょうね。

東山温泉ではとてもくつろげました。

そうなると、東山温泉のリピートというのもありだな。

魅惑の黄金プランがまたできそうです。

会津遠征終了。

１８きっぷ旅の長い道のりを帰ってきました。

魂のチャージもしっかりできました。

ありがとう、会津！

突然の旅日記にお付き合いいただいた皆さまもありがとうございました！(^-^)ノ~~

黒磯からは快速フェアーウェイ。

黒磯からは一気に快速フェアーウェイ新宿行きです。

ムーンライトえちごの間合い運用の快速は特急用車両、しかも国鉄色。

事実上のファイナルランナーです。

郡山着。

ついに出ました７０１系。

旅情もクソもない、輸送効率重視の全ロングシート車です。

都市圏ならまだしも、地方ではどうにかしてほしいですよね。

なんせ東北本線では黒磯以北は一部を除いて青森までこの電車ですからね。

ここから黒磯までは悪名高い（笑）この車両でガマンしないといけません。

コレが東北本線の１８きっぷ旅のツライところです。

あいづライナーでいよいよ帰路に。

会津、堪能できました。

これだけ魂を注入できれば、明日からも戦っていけます。

帰路の第一ランナーは、あいづライナー４号。

快速ですが、特急用車両です。

１８きっぷの旅ですが、快適に行きたいと思います。

ちょうど良いタイミングで。

ＳＬに会津若松の駅で会うことができました。

やっぱり良いですね。

滝沢本陣。

滝沢本陣も見学します。

ここ滝沢本陣は、白虎隊士中二番隊が出陣した場所でもあります。

今も戊辰戦争の時の弾痕や刀傷が残っています。

白虎隊伝承史学館。

さらに、白虎隊伝承史学館でも、魂を吸収します。

白虎隊記念館。

飯盛山で白虎隊の魂を吸収します。

まずは白虎隊記念館からです。

飯盛山。

白虎隊自刃の地、飯盛山にやってきました。

この洞穴は彼ら士中二番隊が戸ノ口原から逃れてきたものです。

会津の歴史を象徴の場所。

最後にはやはりここを訪れる必要があります。

会津酒造歴史館。

酒蔵の宮泉さんがやっている会津酒造歴史館。

鶴ヶ城の近くでもあるので、試飲もできるし、寄ってみることにします。

定番ルートですね。

記念展示・会津藩蝦夷地を守る。

戊辰戦争１４０周年を記念した特別企画展が鶴ヶ城で開催されていました。

何と今は、会津藩の北方警備２００周年を記念しての展示、「会津藩蝦夷地を守る」をやっていました。

北海道で会津藩の記念碑に出会ったことは何回かあるのですが、そういうことだったんですね。

ちなみに驚いたのが、会津藩が警備に当たっていた場所。

松前、稚内、樺太に何と何と利尻！

σ(^-^;)の利尻富士好きは偶然ではないのかもしれません。

イオマンテをはじめとして、アイヌ文化もいっぱい展示されていました。

σ(^-^;)の北海道好きもＤＮＡのなせるワザかも？

別な意味で堪能できました。