旅日記ではないですが、あえての「旅」のカテゴリーでの投稿をしました。
いよいよ今週末は北海道新幹線開業。
道民の悲願とも言うべき新幹線の北海道上陸がついに実現します。
三条軌道だった青函トンネルについに営業新幹線が通る。
これはうれしいことです。
しかしそれは同時に1つの歴史の終焉も意味しています。
寝台車あり、座席車ありの客車夜行急行として実に味わいのある鉄道旅を演出してきた夜行急行「はまなす」。
昨日の札幌発青森行がその歴史を終え、ついに今宵の青森発札幌行が最終運行となります。
先ほど、拙ブログで検索をかけてみたところ、はまなすには昨年11月のサヨナラ乗車を含めて5回乗車していたようです。
JR北海道完乗の旅で乗ったり、函館1時23分発の札幌行で旅の時間を有効活用したり、そう言えば座席が合わなくて腰を軽く痛めたこともあったっけ。
いずれも今となっては良い思い出です。
最近こういう時の経過を楽しむ旅の手段や良さが失われるようなダイヤ改正が多いなと思います。
もちろん、それは残念で存続してほしいと個人的には切に思うところではありますが、経営問題のある話なので残念ではありけれど致し方のないところでもあります。
夜行急行。
そんな趣のある響きが歴史から消える。
はまなすありがとう。
先日も綴りましたが、今日という記念の節目にもそれを書かざるを得ません。
走る夜汽車に揺られてた…、
そんな思い出の旅が見直されることを願って、
今日の最後のはまなすの出発を遠くから見守りたいと思います。